レバノン旅行記ベイルート:美しい海岸線。欧米なライフスタイル。外資系ファーストフードに興奮!!

大学生時代のバックパッカー旅行記です。トルコ→シリア→レバノン→ヨルダン→イスラエル→パレスチナ→エジプトの順に7か国を周っています。


Hiron
こんにちは、元バックパッカーのHiron です。(Twitter / Youtube)

前回はシリア・ダマスカスからベイルートまでの長い道のりを書きました。今回はアラブではないようなひとときのことです。

写真:2003.8.20撮影、ベイルートの海岸線。

レバノン旅行記ベイルート:幸せな昼寝、相部屋のシリア人

レバノンに入国してから宿を探すまでに歩き疲れて、気が付いたらベッドで寝てしまっていた。

楽しい夢を見た。
中学の同級生たちと遊んでいる夢だった。
心地いい風を感じて、ふと目を覚ました。

黒人の奥さんが入ってきていて、扇風機をこちらに向けてくれていた。まだチェックインには早かったのかもしれない。ドミトリーのベッドメーキングや洗濯などで出入りしていた。

「Thank you.」

と言うと、また寝てしまった。

完全に起きたのは18:00ころで、ドミトリーに新たな宿泊客がやって来たからだった。
シリア人で、観光らしかった。
残念ながらまったく英語が通じなくて、お互い笑顔を向け合ってるような状況だった。

レバノンに居られる時間はわずか。
疲れていたけど、少し観光に出かける。

レバノン旅行記ベイルート:外資系ファーストフード店

シリアからのバスでファーストフード店の看板を見た。
マクドナルドや、ケンタッキーや、他にも。

シリアにはこれら外資系のファーストフード店がなかったから、これがなんというか癒された。
異国から、ちょっと日本に戻って来たような。
ベイルート全体にそういう雰囲気を感じた。

ガイドブックによるとファーストフード店はラウシェ地区にあると言うので、そこまで歩いてみることにした。

マクドナルドに入りたい・・・。

レバノン旅行記ベイルート:海岸線、ウォーキングする人たち

海岸線に出て『パリ通り』というところを歩く。
広い整備された歩道があって、ペットボトルの水を持ってスポーツウェアでウォーキングやジョギングする欧米人がいたり、ダンスのような体操をしている男女がいたり。
なんとなく、アメリカっぽいのかな?と思った。

画像はbeirutmarathonblog.comというところから。
このような本当に欧米化されたライフスタイルを感じた。

evianとかvolvicのペットボトルの水を首にぶら下げたりしてウォーキングするスタイル、日本でも当時はやっていたような気がする。
ペットボトルの水が定着したのっていつごろだろう・・・?このころだったのかもしれないなぁ。

海岸線から『鳩の岩』が見えるところに来たときちょうど夕日が沈む時間帯だった。カップルや家族連れなど、たくさん人が出て来ていた。

レバノン旅行記ベイルート:スターバックス

ようやくラウシェ地区に着くと、たくさんの外資系ファーストフード店があった。

ケンタッキー、バーガーキング、ピザハット、そしてオープンテラスのスターバックス。
他にもレストランやアイスクリーム屋などが軒を連ねていた。


こちらは2010年までのロゴ。
日記を見ると、「スターバックス・コーヒー」と書いてあって違和感があったけど、当時は「コーヒー」が付いたロゴだったんだなぁ。
今はお馴染みの『スターバックス』も、2003年ごろはまだ日本では目新しく、行ったとか行かないとか話題になっていたころだと思う。
現在このブログを書くのにはだいぶスターバックスのWi-Fiにお世話になっているけど・・・。

ただ、肝心の我らがマクドナルドが見つからない。
ファーストフードがなかなか高いこともあって、夕飯は結局地元の惣菜屋のようなところで買って食べることにした。
貧乏バックパッカーなのだ。

レバノン旅行記ベイルート:マクドナルド!!!

このまま宿に戻るのもと思い、宿近くの海岸に出ようとしたら、見覚えのある黄色い光が!!

ついに発見!こんな近くにあった!マクドナルド!!!

マックくらいで喜ぶなんておかしいかもしれないが、それくらい日本的なものは貴重だったのだ。
ここまでのアラブの旅は本当に別世界だったから。
アラビア語で表記されているのは新鮮だった。

夕飯は食べてしまったから、アイスクリームだけ買った。
海岸沿いのベンチで、これまでの日記などを付けつつ食べることにした。

でも、ベンチで座っていただけなのに、それだけでは終わらなかった・・・

次回は、素敵なレバノン一家と出会ってしまった話です。水タバコ初体験!

つづく。