シリアのバス事情、国営vs私営。アラブの水。バグダッドカフェ。(パルミラ→ダマスカス)

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■シリアのバス事情。カルナックとブルマン

昔の日記を見て書いているから、「カルナック?ブルマン?」と何を意味するのか忘れていた。地名かなとか思ってしまい・・・。それで、改めて調べてみる。

これはシリアのバスのことだった。
シリアの中長距離バスには2種類あって、国営の『カルナック』と私営の『ブルマン』という。
値段もあまり変わらないのに、設備は私営のブルマンの方が良く人気らしい。
日本も、JRが国鉄だった時代はサービスも設備も悪かったというけど、国営は競争原理が働かないからどこもそうなるものなんだろうか・・・。

旅に戻ると、パルミラのバスターミナルで初めは国営カルナックのバスに乗ろうとしたのだが、ダマスカス行きは1日1便しか出ていなくて、私営ブルマンに乗ることとなった。

■アラブの水は誰のもの?

海外旅行のときは、飲み水を持ち歩くことが多い。東南アジア旅行のときもそうだった。
中東は暑いしのどが渇くから、1.5Lくらいのペットボトルの水を持ち歩いていた。

バスの待合室でテーブルにペットボトルの水を置いて待っていると、シリア人の白い髭を蓄えたおじいさんがやって来て挨拶をされた。

「アッサラーム・アライクム」

こう言われたら、

「アライクム・アッサラーム」

と答えると決まっている。
このとき答えられたか分からないが、旅の後半では慣れてきて返すようにしていた。

おじいさんはそう言うと、僕のペットボトルの水を飲んだ!!

とても自然だったから、なんか見とれるように見てしまった。今、僕の水を飲んだよな~と。

こういうことは、旅の間で3回くらいあった。

このことを他のバックパッカーに話すと、中東では水は貴重だから、ペットボトルの水も他人と共有するのは自然だという意見もあった。
ただ、ググってみてもそういう事例に引っかからない。誰かの旅行記を端から読んでみれば当たるのかもしれないが・・・。

中東イスラムの文化圏だから、そういった当たり前がよく分からない。ただ、どれも年輩の方だったから、古い人にありがちなことだろうか?

そういえば、映画『アラビアのロレンス』でも、たとえ争っていても井戸水や砂漠のオアシスは聖域になってたような・・・。その生命線を奪うことまではしないように。

でも、ググっても出てこないことってあるんだね・・・。

■隣の席のフランス人女性

バスが来て乗り込むと、パルミラは中間駅なのですでに人がたくさん乗っている。

またバス員が女性と隣り合わないように整理をしだすが、フランス人の女性がかまわないと示し、彼女の隣に座ることになった。

もちろん、フランス人だと分かったのは話してからのことだけど。
彼女も鉄道で会った日本人女性のように、パレスチナ難民関連で来ていた。青年海外協力隊ということになるのだろうか?レバノンの南の方で、あと1か月くらい働くという。
これから行くレバノンのことを聞くと、とにかくタクシーではなくセルビスに乗るようにと強く言われた。

「Don’t forget. Not Taxi, Servis!!」

■バグダッドカフェ

このバックパッカーは大学生のころの話なのだが、大学を出て、最初に入った会社の新入社員のころのこと。社長と話す機会があった。

このときに、中東旅行でシリアに行ったこと、パルミラに行ったことを話すと、

「バグダッドカフェには行ったかね?」

と聞かれた。
行ってないというと、

「それはもったいなかったね。ぜったい行くべきだよ」

と言われた。
この質問が引っかかっているから、このときの社長との会話をずっと忘れることがない。

パルミラからダマスカスの間の砂漠の道に「バグダッドカフェ」と言う名のカフェがあるらしい。
今回ググってみたら、出てきた!!(当時はネットでも見つけられなかったのではなかったか・・・)

シリアのバグダッドカフェ看板(4travel.jp)

バグダッドカフェというと、僕はあの”Calling you”で有名な映画の『バグダッドカフェ』のことしか考え付かなかった。
だから、その映画の舞台になったカフェがシリアにあるのだとつい最近まで思っていた。

しかし、映画はアメリカが舞台で、あっちのカフェはロサンゼルス~ラスベガスの間、アメリカの有名な国道ルート66沿いにあることを知った。

映画ロケ地(tripadvisor.jp)

どっちも砂漠の中のカフェだ。どいう関係があるのだろう?

バグダッドはイラクだし。シリアの方のバグダッドカフェに「66」が付いてしまってる画像もネットにはあるし。どっちが本家なのやら・・・笑

ある年齢の人には有名なんでしょうか?誰か教えてください笑

僕が乗ったバスも、一度カフェで休憩を取っていて、そのときの写真がある。
もしかして?と思ったけど、その名前は、

『AL-Kadomous Center Snack』

ここもいったいどこだろう?バスは砂漠を走っていた。

ダマスカス、マルジェ広場

ダマスカスに着くとマルジェ広場を目指した。ホテルの密集地なのだ。

自分の現在地が分からないから、セルビスを探した(フランス人に教えてもらったレバノンのセルビスとは別物です)
当時からすれば、現在のようにiPhoneでGPSが付いた地図を持ち歩くなんて信じられないだろう・・・。

セルビスを見つけると、

「マルジェ?」

と聞いて乗った。
だいぶ走ったように感じたのだけど、5SPしかかからなかった。

首都ダマスカスという大きな町でひとり歩いていると久しぶりに心細さを感じていたが、このあと、再びたくさんの日本人に会うことになった。

ダマスカス・マルジェ広場(4travel.jp)

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