PENTAX MX – フルサイズの写りが見たくてフィルムという選択。コンパクト化競争時代の機械式一眼レフ。

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フルサイズのためにフィルムという選択

2017年8月。フィルムの一眼レフカメラを買いたいと思ったのは、オールドレンズの「フルサイズ」での写りを見てみたかったから。デジタルのフルサイズ機はとても手が出ず、フィルムでやるのも手だなと気づき。現像代を考えてもそこまでは行かないだろうし、また、機械式の一眼レフをちゃんとやったこともなかったしいい機会。

それで、いろいろなものを見てくうちに欲しくなったのがこの「PENTAX MX」。
この当時はまだ私はPENTAX党だったから、PENTAXの中で探した(オールドレンズをやっていくとそうも言ってられなくなるのだが、それはまたのちの記事で・・・)。

PENTAXの機械式一眼レフ選び

PENTAX SP(M42マウント)

まず候補となるのはPENTAX SP。1964年発売、世界で2番目の露出計内臓で世界的ベストセラー!!
もう、こういう話を聞くだけでなんか感動してしまう。そんな昔に日本製のカメラが世界で売れたなんて(泣)。これは重くていかにも頑丈そうで、未だに現役で使えるものがゴロゴロあるからすごい。
私がオールドレンズにハマるきっかけになった知人が持っていて、ちょっとだけ触らせてもらった。「パシャン」というシャッター音はたまらない。ただこれはM42マウントで、Kマウントレンズも使いたかったから別の候補を探すことに。(画像はWikipediaから拝借しています)

PENTAX Mシリーズ(Kマウント)

MXシリーズはKシリーズにつづくシリーズで、コンパクト化された。
持ち運ぶことを考えるとやっぱり小さいほうがいいなと思ってしまう。この小型化は当時のオリンパスが仕掛けたものらしい。フィルム一眼レフ版オリンパスOMシリーズが小型化し、それが大ヒットとなったらしい。2018年現在、各社とも当時を彷彿させるデザインで、名前まで引き継いでるから混乱する。
余談だけど、フィルムがちょっと若い子の間で流行ったりしてるのを見ると、女の子にはオリンパスPENなんかは人気。ハーフサイズが面白いというのもあるかもしれないけど、ボディの可愛さもあるんじゃないのかなぁ。かつてはカメラと言うとお父さんの趣味的なイメージがあるけど、当時も女子たちに使われたカメラなんだろうか?

PENTAX ME

いろいろなブログを読ませてもらって、もともとはPENTAX MEに惹かれていた。1976年12月発売。小型で絞り優先オートのみという設計。現在デジタル一眼でオールドレンズを使う場合、ほとんど「絞り優先オート」で撮るからはっきりいって機能的には十分ではある。惹かれたもうひとつの理由に「アサヒペンタックス」ブランドは最後というのもあったかもしれない。
ただ、こちらは軽量化のために、今まで金属で作られていた部分にプラスチックを使ったり、中の巻き上げ部分にゴムを使っているとかで、現役でそのままでは現役で使えるものは少ないらしい。

こういうのは技術進歩の功罪あるなと思う。
プラスチックで軽量化された70年代のカメラよりも、ごつい60年代のカメラの方が今も生き残っていると言うのだから。写真だって今はデジタルが楽で大量にHDDに保存したりしてるけど、もしかしたら未来にはそう残らなくて、フィルムの写真ばかりが残ってしまうかもしれない。音楽だってデジタル前のレコードやカセットテープが長く見たときには残る存在となるかもしれない・・・。

PENTAX MX

そんな理由からMシリーズ最初のPENTAX MXを購入することに決めた。
1976年11月発売。MEと1か月しか違わないんだな。おそらくPENTAX最後のフルマニュアル機なのでは?また、こちらはMEと違い多くの部分に金属(真鍮?)を使っていて、小型なわりにはずっしりとくる。巻き上げ部分の素材はよく分からないけど、きっとMEより頑丈だろう。

購入はヤフオクで。機械式一眼レフの値段はほんとにピンきりで、ほとんどタダみたいなものから、1万5千円くらいまである。1万5千円のものが本当にちゃんとメンテナンスしてあればいいけど、その値段を出すのはちょっと怖い気がしてしまう。
私が買ったのはピンの方で、ジャンク扱いのPENTAX MXを1000円そこそこで購入した。これもこれで恐々だけど・・・。ダメかと思ったけど、中の露出計が点灯したときの感動は忘れられない。1976年製のカメラがまだ動くんだから・・・(泣)

PENTAX M 50mm F1.7

一枚目がフィルムの半分くらいで現像されるのを初めて知った。写ルンですとか電子的なフィルムカメラではこういうのはないよね。

こちらは地元でBBQをしたときの。友人たちに断ってないけど、無名ブログだしいいだろう・・・。
この画角の広さ!やっぱりフルサイズいいな~。
そしてなんか懐かしい感じ。
解像度の悪さも味があっていいなと思うけど、デジタルとそん色ないくらいにフィルムで写ってる写真もネットにたくさんあるよね。何が違うんだろ・・・。ボディ?レンズ?

1976年製のカメラだって話したら、友人の奥さんの生まれ年だった。昔のような、そんな昔でもないような。われわれも歳をとったんだな。

Carl Zeiss Jena Flektogon 20mm F4

実は、フルサイズを試したかったのには、このレンズの存在も大きかった。20mmの画角ってどんなだろうって。
ただ、結果は見ての通りで・・・
広い画角はおおーーーっ!って感じだけど、写りが悪い・・・。
シャッターの速度に問題があるみたい。とくに明るい場所で撮影したときに横の影みたいのが出てしまうのは、設定のシャッター速度にシャッター幕が追い付いてないとかなんとか・・・。でも、したのは暗く写ってるから早すぎ?うーんよく分かりませんが、Flektogonのフルサイズの写りは保留ですね。

いずれ、もう少し新しめのカメラボディでも試してみたいと思います。もしくは、デジタルのフルサイズ機で!

次回は、ひょんなことからL39マウント突入します!

つづく。

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