Ricoh 500GX – 機械式でも使えるハイブリッドコンパクト。EEとAEの違いとは?

スポンサードリンク

前回はリコーオートハーフの紹介でしたが、今回も同じリコーのコンパクトフィルムカメラRicoh 500GXです。

2018年8月購入。このカメラ、購入前に調べたところ「機械式でも使用できる」ということだったので、電池の通電ができないジャンク出品のものでしたが購入してみました。

残念ながら、通電はしませんでした・・・笑。でも、ちゃんと写りましたよ!

 

Ricoh 500シリーズ

このRicoh 500GXはRicoh500シリーズに該当するようです。

リコーの35㎜フィルムカメラでは、1954年発売のRicoh 35シリーズがあり、その小型軽量化・低価格にしたものがこのRicoh 500シリーズということらしい。最初のものがRicoh 519デラックスで1958年に発売。

Ricoh 500GXはシリーズ最終モデルで、1977年発売。電池を変えたり、フルマニュアル操作も可能にしたりと、気の利いたモデルになってる感じ。

オートハーフもそうだけど、このころのカメラはプラスチックじゃなくて、金属なのがいいですね。とくにこのRicoh 500GXはフルマニュアルでも使えるから、壊れにくそうで長く使うことができそう。

≫ リコー500シリーズ(Wikipedia)

Ricoh 500GXの使い方

外観ですが、なかなかコンパクトで持ち運びに便利です。オートハーフよりちょっと大きいくらい。カバンにちょんと入れて置けるサイズですね。

レンズはRikenon 40mm F2.8
リコーのレンズは定評がありますね。

ASA(ISO値)はレンズのまわりのギザギザを回して設定します。

レンズの左にタイマーが付いてます。

ファインダーのまわりにまでモルトが張られていました。
これは前オーナーによるものですが、リコーのフィルムカメラはモルトべったりで有名みたい。レンズには定評がありますが、ボディの工作精度はいまいちだったのかな?笑

MADE IN TAIWANと書いてあります。

フィルム巻き取りレバーを引き上げると、オープンします。

中もきれいにモルトが張り替えられていました。中古のフィルムカメラを選ぶうえで、モルトの張替えはチェック項目ですね。自分でもできるというけど、やってあるととても助かります。

フィルムの入れ方は通常通りなので問題ないでしょうか。

BATT CHECKERというボタンがあって、おそらく通電する場合はここで確認できるのだと思います。この個体では反応しませんでしたが・・・。

絞り値F2.8~16まであり、その横にAマークがあります。
ちゃんと通電する場合には、Aにしておくことでシャッター速度優先オートの撮影ができます(EE)。

自動露出のEEとAEの違い

このカメラ、通電すれば自動露出ということだけど、シャッター速度優先オートなんだと分かり、ふとEEとAEの違いを調べてみました。

EEとAE

どちらも露出を自動で決定してくれるシステムの呼び方で、EE=Electoric Eye、AE=Automatic Exposureのこと。EEだと、オリンパスペンEEなんてのがありますね。

この違いは、どうやら、EE=シャッター速度優先の自動露出、AE=絞り優先の自動露出という使い分けらしいです。自動露出のさきがけは、シャッター速度優先だったんですね。そののちに、絞り優先が可能になったとのこと。

ということなんですね~。シャッター速度優先って、今だとあんまり使わない設定じゃないでしょうか?流し撮りのときとか?

レンジファインダー初体験!

Ricoh 500GXのファインダーはこんな感じです。

2重像を重ね合わせてピント合わせをするというレンジファインダーを、初めて使いました。「距離計連動」って言うんですね。

レンジファインダーカメラといえば、Leica!ってイメージですが、交換レンズで距離計連動するってどんな仕組みなんだろう・・・。ちょっとまた別の興味が・・・汗

払沢の滝にて。by Ricoh 500GX (Fujicolor Super 400FT)

2018年9月、友人と払沢の滝に行ってきたときの作例です。フィルムは2007年に期限切れのものです。ネットで安かったので笑

払沢の滝への行き方ですが、中央線→青梅線→武蔵五日市駅(終点)下車で、バスに乗ります。この辺りを秋川渓谷というみたいですね。BBQをするらしい若者のグループも多く降りていました。

きれいに写ってますね。滝までの途中に郵便屋風の建物があります。

中は、木細工の雑貨屋さんです。このRicoh 500GXですが、光が漏れて入ってしまうことが分かりました。この日は曇りだったり、木陰の中なので目立ってないですが。

最短撮影距離は85㎝です。レンジファインダーって寄れないんですよね。ボケもなかなか悪くないです。焦点部分が際立ちますね。

葉っぱがきれいに写ってました。あと、ぜんぶ同じように光が入ってしまいますね。

10分くらい歩くと、払沢の滝に到着です。

そうそう、お店なんですが、入り口に豆腐屋があってソフトクリームも売ってます。また、公営?のレストランみたいのがあってそこでお昼を食べました。家庭料理という感じで良かったです。

バスが少ないので、帰りの時刻を見ておくと安心ですよ。

世界の朝食カフェにて。 by Ricoh 500GX (Fujicolor Super 400FT)

こちららも9月に、原宿のWorld Breakfast Alldayという、世界の朝食が食べれるというコンセプトのカフェに行ってきたときのものです。外苑前店しかGoogleマップに出ないのですが、原宿店もあります。書籍も出てます。

≫ 「World Breakfast Allday」のサイトはこちら

写真は同上の期限切れフィルムの続きです。

近いものにはピント合わせれないですね~。でも、ピント部分はきれいに写ります。

こちらはイギリスの朝食。月替わりで定番メニュー以外のもをやっていて、この月はギリシャの朝食でした。

店内の様子なんですが、Ricoh 500GX、隙間から光が入ってしまってますね・・・。

こちらがWorld Breakfast Allday原宿店の外観です。はす向かいのハンバーガー屋がかなりの行列でしたが、こちらは静かでした笑

あと、日差しのある外での撮影ではこんな感じになってしまいました。

何枚かポートレートさせてもらったんですが、ぜんぜん写ってない笑

原宿、おしゃれなお店がたくさんありますね。

歩いて渋谷まで。こんな色に写りました笑。これは期限切れフィルムでもあったのですが、払沢の滝のものと同じなので、やはり光の漏れの影響かと思います。

スクランブル交差点です。外国人観光客の撮影スポットになってますね。写りの方はぶれてしまいました。

というわけで、今回はRicoh 500GXの紹介でした。
私の購入した個体は、光漏れもあってちょっと写りに難ありですが、これも古いカメラの味ということで笑

Ricoh 500GXに関しては、コンパクトでデザインも可愛いので、フィルムカメラを始めたい女性にもおすすめです。フルマニュアルで使えるので、カメラをちゃんと勉強したい人にも向いてますね。ちょっとジャンクでも、通電しなくても写るので、気になったらぜひ買ってみてください!

次回は、オリンパス35DCです。コンパクトカメラなのに、40mm F1.7という大口径レンズです!

つづく!

スポンサードリンク
スポンサードリンク