Pentacon AV 80mm F2.8 – バブルボケを追う旅最終回。Torioplanに代わるレンズは東ドイツのプロジェクターレンズだった。

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プロジェクターレンズという選択

「玉ボケ レンズ」とか「バブルボケ レンズ」とかのキーワードで中古レンズを探していたときにときどき出てきた謎のレンズだった。調べてみると、このPentacon AVというレンズは、なんでもMeyer-Optik Trioplanと同じレンズ構成をもつプロジェクターレンズだという。

これをカメラで使えるの!?

と何度かスルーしていたものの、もうこれしかない!と思い、おっかなびっくり購入することにした。ネットでこのレンズの情報を収集するうちに、カメラレンズとしてのいろいろな適用方法があることを知ったのも大きかった。

Pentaconって?

欲しかったレンズはMeyer-Optikなのに、こちらはその名はなくてPentaconというメーカー名。
そもそもMeyer-Optikが供給していたプロジェクターレンズはDiaplanだった。それが、第二次大戦後の東ドイツでいくつかのカメラメーカーが統合することとなり、Pentacon(人民公社)となった。したがって、Meyer-Optik Diaplan = Pentacon AVと言ってよさそう。

このプロジェクターレンズPentacon AV、サイズもいろいろあるみたいだけど、購入したのは2.8/80というもの。これがカメラレンズとして適用するのが一番容易みたい。

そして、M42マウントとしてPENTAX K-7に設置することに成功した!プロジェクターレンズなので、カメラレンズのような絞りはなく、すべて開放F2.8の撮影になる。バブルボケとしてはそれで十分。ヘリコイド次第で寄ることもできる。

バブルボケレンズ Pentacon AVのカメラへの適用

2018年10月追記です。

バブルボケのプロジェクターレンズPentacon AVは、ヘリコイドやジャンクのTakumarの鏡胴などを利用していろいろな形でカメラレンズへの適用が可能です。写真はすべてM42マウントです。流通は少なそうですが、Meyer-Optik時代のDiaplan銘板のものも手に入りました。

こんなにも簡単にバブルボケって出るの!?

2017年8月の帰省時
何気なくファインダーから覗いた実家の家庭菜園にたくさんのバブルが!!それほど強い光源ではなかったのにバブルボケになっていたのにはびっくりした。ファインダーからすでにバブルボケが見えているのにもびっくり。

Domiplanより寄れるから大きなバブルも写せる!

定番の木漏れ日。輪郭のくっきりしたシャボン玉のようなバブル。

 

いろんなシチュエーションのバブルボケ撮影

購入してからいろいろな場所で使ってみたのでそんな作例的なもの。トップはクリスマスのもの。もっとイルミネーションの綺麗なところへ行けばよかった・・・。

インスタ映えで人気になっていた、川越氷川神社の風鈴。

雪の日の東京。手前にピントを合わせると奥がボケるので、金網とかがあるとやりやすい。

西日の時間帯はきらきらと点光源がたくさんなのでこんなにもバブル!

雨上がりのしずくもきれいにバブルボケになりますね~。

普通の写りはどうだろう?

バブルボケを狙わないで、普通のカメラレンズとしてはどうかなと。

2018年1月の雪の日の東京。開放での撮影しかできないから、引きの写りだとややボヤっとする感じ。

こちらは実家のミニ。これくらいの距離ならいけるな~

点光源がないときの寄りのボケ方も結構好きですね。やわらいぼわぼわっとしたバブル。

Trioplanに代わる安いバブルボケレンズとしては、このPentacon AVが大本命かと思います。絞りはないので、基本的にはバブルボケ専用撮影レンズになりますね。

というわけで、バブルボケレンズを追う旅は一応これでおしまいです。Pentacon AVのほかのサイズのも購入してみたので、それはのちに書きます。また、今回記事にあたりあらためてバブルボケレンズをググっていたら、他にも良さげなレンズがあってちょっと物欲が・・・。

次回は珍しくカメラボディです。フルサイズの写りが見たくて選んだボディは・・・。

つづく。

バブルボケレンズまとめはこちら

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