今回は、Premiere Proで一瞬でクリップを撮影時系列順にシーケンスに並べる方法を紹介します。
Youtubeをやるようになって、Vlogのようなものもアップするのですが、動画ファイル数が増えるとシーケンスに並べるだけでも大変ですよね。
それを一瞬で出来る方法がありましたので、ぜひ試してみてください。
Windows10としていますが、Premiere Proでの作業部分はMacユーザーも共通ですのでお見逃しなく。
Contents
Premiere Proで一瞬で撮影時系列順に並べる方法・手順
Premiere Proで撮影時系列順に並べる手順は、下記の2ステップです。
- 動画ファイル名を時系列順に連番にリネームする
- Premiere Pro「シーケンスへオート編集」を使う
(1)の動画ファイル名を連番にする作業は、カメラの設定によっては不要かと思います。
私は、動画をiPhoneで主に撮影していて、iPhoneだと動画ファイル名が連番にはならなくてこの作業が必要になります。
(2)の「シーケンスへオート編集」を使うことで、一瞬でシーケンスに配置できます。
Youtubeでも解説しています。
このやり方はYoutubeでも紹介していますので、読んで分からない場合にはYoutubeを見てみてください。
では、詳しく紹介していきます。
(1)動画ファイル名を一瞬で連番にリネームする(Windows10)
Premiere Proでは、撮影日時でソートができないようです。
(私が知らないだけかもですが・・・。)
そのため、まずは撮影日時順で連番になるように動画ファイル名をリネームします。
Windows10なら、一瞬でできます!
まずは、バラバラのファイル名の動画ファイルを、「日付時刻」で並べ替えます。
並べ替えたら、すべてのファイルを選択します。
すべてのファイルが選択されている状態で右クリックして「名前の変更」を選択します。
すると、最初のファイルだけの名前が変更できるようになりますので、ここで適当な名前を付けます。
最初のファイルの名前を変更すると、以下のすべてのファイルも連番が振られたファイル名にリネームされます。
これで撮影時系列順に連番でファイル名がリネームできました。
説明だと長く感じるかもですが、実際やってみると、一瞬ですよ。
(2)シーケンスに一瞬で撮影時系列順に並べる
つづいて、Premiere Proでの作業です。
連番ファイル名=撮影時系列順
になったので、ファイル名でソートします。「名前」の部分をクリックするとソートできます。
この状態で、メニューの「クリップ」→「シーケンスへオート編集」を選択します。
このようなウィンドウがポップアップします。
とくに設定は変えてないです。気を付ける点としては「並び:選択順」にするところだけでしょうか。
「インとアウトの範囲を使用」にしてあるので、各クリップ(動画ファイル)にあらかじめインとアウトを指定してあれば、それが反映されます。
指定していれば、のちの編集作業がさらに楽になりますね。今回はとくにしていません。
「OK」を押せば、上の画像のようにシーケンス上にクリップが配置されました。
今回の例では72ファイル分を並べていますが、ほんとあっという間に一瞬で配置できました。
以上が、Premiere Proで撮影時系列順に並べる手順になります。
72ファイル分のクリップをひとつづつドラッグ&ドロップするとなると、それだけで大変な作業になってしまいますので、この方法を知ってほんと楽にできました。
Premiere Proで一瞬で撮影時系列順に並べる方法 – おわりに
というわけで、今回はPremiere Proで一瞬で撮影時系列順に並べる方法を紹介しました。
YoutubeでVlogをアップしたりと動画編集する機会は今後増えると思いますので、作業は短縮したいところです。
動画ファイルの連番リネームの部分はWindows10だけになりますが、Premiere Proで配置するのはMacユーザーも共通ですのでぜひ試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。