【日帰り!】東京~紅葉の上高地・涸沢カール登山タイムスケジュール。

今回は、2019年10月6日に訪れた紅葉の涸沢カール登山のタイムスケジュールを紹介します。

東京から日帰りで行ったのですが、実際やってみて、これは登山初心者としてかなり無謀でした・・・。画像はiPhoneのヘルスケアアプリです。

往復12時間

1日に歩いた距離は34.1km、歩数は51,197歩でした(登山前後も含まれます)

一瞬、無理かもと、途中で山荘の空き部屋を確認しました。それくらいぎりぎりでしたので、あまりおすすめはできないです。

6分ダイジェスト動画

涸沢カール登山の様子を6分ダイジェスト動画にしています。テキストより雰囲気がよく分かると思いますので合わせてご覧ください。コースタイム付きです。

バスの時間:東京~上高地バスターミナルのバス往復時刻

上高地へのバスはアルピコ交通が運営しています。季節によってダイヤが変わりますので、事前によくご確認ください。

≫ アルピコ交通・上高地バスターミナル時刻表

行き 東京駅22:40発 → 上高地バスターミナル05:20着(10,100円
帰り 上高地バスターミナル18:00発(最終便) → 松本駅19:55着(2,500円
松本駅21:00発 → バスタ新宿24:18着(3,500円

バスの時刻的には登山時間は12時間40分あるのですが、帰り最終便のバスチケット販売が6時からなので、それを購入してから出発したので、ちょうど12時間使うことができました。

※帰りの便は買わなくてもほとんど乗る人がなく満席になることはなかったです。

帰りはバス発車5分前の17:55に戻ることができました。ぎりぎりでした。

ちなみに、もしもそれに乗り遅れてもタクシーが待機しているようです(実際に待機していたか確認し忘れました)。上高地へは19:00にトンネルが閉鎖されるということで、タクシーも遅くても18:40くらいまでとのことです。

高速バスチケットの購入 | 東京から上高地バスターミナル(または松本)まで

東京からの上高地へのバスチケットは、行きはJRバス系の高速バスネットで。帰りはハイウェイバスドットコムで購入しました。

どちらも運営はアルピコ交通がしてるようです。バス内にはコンセントだけでなく、Wifiも完備していました。助かりますね。

≫ 高速バスネット
≫ ハイウェイバスドットコム

登山コースタイム:上高地バスターミナル~涸沢カール

予定のコースタイム

予定のコースタイム:片道6時間 上高地バスターミナル~(1時間)~明神館~(1時間)~徳沢~(1時間)~横尾山荘~(3時間)~涸沢ヒュッテ

登山のブログなどを見てだいたい6時間かかるということが分かったので、ざっくりと往復で12時間という計算です。

実際のコースタイム

実際のコースタイム登り:6時間30分 上高地バスターミナル~(1時間)~明神館~(1時間10分)~徳沢~(1時間10分)~横尾山荘~(3時間10)~涸沢ヒュッテ
実際のコースタイム下り:4時間 涸沢ヒュッテ~(2時間)~横尾山荘~(35分)~徳沢~(40分)~明神館~(40分)~上高地バスターミナル

実際は登りは6時間以上かかりました。

また、帰りは4時間で帰れていますが、バスに間に合わなかもしれなくてかなり急いでます・・・。

とくに平地になった横尾山荘からはほとんど競歩をしてるような感じで、行き3時間かかったところを2時間で歩いています

メンバーは2人で、どちらも今回のために登山用品を買いそろえた初心者です。

東京から日帰り紅葉の涸沢カール登山、実際の様子

では実際の東京からの日帰り登山の様子を書いていきます。

まずは前日の22:40のバスに乗り、上高地バスターミナルに行きます。そこからになります。

登山(上高地バスターミナル~涸沢カール)

上高地バスターミナル到着予定は5:20でしたが、5分前くらいに到着。

東京は暑かったですが、さすがに寒いです。(温度計も持ってくるべきでしたね)

服装を準備して、朝食を取ったり、トイレを済ませたり。トイレは100円チップ制。

売店もあります。ここの飲み物はそれ以降よりは値段は高くなかったです。

上高地バスターミナル(6:00)

バスチケットが6:00販売開始なのでそれを購入して、登山開始です。

出るころには明るくなっていました。

渓流の横を歩いて行き、いきなりばんばん写真を撮りたくなるような絶景です。

出たすぐの河童橋付近にはサルがたくさんいましたよ。

明神館(6:55)

平坦な道を約1時間あるいて、最初の休憩ポイント明神館に到着。

5分ほど休憩。おやつを取ったりしました。

販売機があって水やジュースが買えます。飲み物は250円に値上がりしてます笑

徳沢(8:00)

徳沢までまだ平坦な道が続きます。

たくさんのテントが見えて、なんというかワクワクしました。

ここでは10分休憩しました。フィルムを1本撮り切ってしまったので交換したり。

横尾山荘(9:10)

横尾山荘はもっと遠いかと思ったのですが、ここも約1時間で到着です。

10分休憩。

横尾山荘では食事つきで個室で泊まれるようです。食事が人気みたいです。

すでに3時間歩いているので、ここで帰るにしても往復6時間は歩くことになります。登山初心者なので、帰る時間を考えると、ここまでこれればいいかなと最初の目標にしていました。

いいペースなので先を目指します。

「ここから涸沢ヒュッテまで3時間かかる」と警備の人(?)に言われました。

横尾の橋を越えてから、ようやく登山らしくなってきます。

本谷橋(10:25)

本谷橋に到着。ここでも10分ほど休憩。

横尾からは登りがあるのですが、人気の紅葉の季節でかなり込み合っていて、また細い道のため降りてくる人を待ったりして自分のペースでは行けませんでした。

本谷橋以降は岩が多くなります。

2019年は暖かくて長野県も紅葉は遅れているとのことでしたが、登っていくとようやく色づいた葉が表れてきれいです。

岩の道をひたすら登ります。

涸沢ヒュッテ(12:30)

ついに涸沢ヒュッテ到着!!

本谷橋から2時間でしたね。

紅葉の感じも、そして、天気も最高でした!曇り予報だったのですが、天候に恵まれました。

絶景です!

この季節にはテントは500~1000張りにもなるとか。

ナナカマドが赤く色づいてますね。

下山(涸沢カール~上高地バスターミナル)

帰りのバスの時間があるので、早く出ないといけないのですが、食べないことには動けないし、ガスバーナーも使いたいということでお昼休憩です。

カップラーメンを食べたりココアを飲んだりしました。

涸沢ヒュッテでは飲料水を補充できます。

売店があって、ラーメンやおでんが食べられます。おつまみやビールも売ってます。

帰りの行動食のチョコレートなどを購入しました。値段は通常の倍といったところですね。

涸沢ヒュッテ(13:40)

約1時間も滞在してしまいました。登ってきた涸沢ヒュッテ相談所のところを降りていきます。

降りてすぐのところにパノラマコースへの分岐があります。もう一段上に登って帰れるので、そちらも人気のようです。

我々は来た道をもどります。

本谷橋(14:55)

1時間ちょっとで本谷橋に戻ってきました。

くだりはやはり速いですね。ひざはがくがくでした。ここで少し休みました。

横尾山荘(15:35~16:00)

下りもおわり、横尾山荘に戻ってきました。

ただ、行きではここまで3時間かかっています。

ちょっと、18:00の最終バスまでに帰れない可能性がでてきました・・・。

とりあえず、山荘に空きがあるか確認したところ「ある」とのこと。大部屋、食事つきで1万円・・・。

(無理な計画に対する山荘のお姉さんの目が厳しく感じました・・・汗)

しかも、ここで泊まると帰りのバス代が無駄になったり、新幹線で帰るとなるとさらに出費が・・・。

情報を収集すると、タクシーが18:40くらいまでいるかもしれないとのこと!

それに賭けて歩くことにしました。迷っているうちに25分も無駄にしてしまった。

徳沢(16:35)

バスに間に合うためには、横尾から徳沢まで40分で来なければいけなかったのですが、かなり急いだら35分で着きました!

がんばれば18時のバスに間に合いそう。

明神(17:10)

ペースを保って最初のポイントの明神館に。なんとか目標の40分で到着できました。

さすがにつかれて、ここでわずかに休みました。250円でコーラのペットボトルを購入。

急に暗くなってきます。

帰りは人が少なく、このあたりはクマも出るらしいので、それがけっこう不安でした。

次回登山するときには鈴も付けようと思います。

上高地バスターミナル(17:55)

そして、なんとか18時前に上高地バスターミナルに戻ってこれました!

ぎりぎりでしたが、東京から涸沢カール登山成功しました。

以上が、日帰り涸沢カール登山のタイムスケジュールでした。

東京から日帰りの紅葉の涸沢カール登山 – おわりに

というわけで、東京から日帰りで紅葉の涸沢カール登山をしたタイムスケジュールを紹介しました。登山初心者にもかかわらず、ほんと無謀で、一瞬は諦めかけました・・・。

反省点としては、登山の出発時間をバス到着すぐにすれば、30分は余裕がもてたということです。帰りのバスはほとんど乗る人がいなかったので。(さらに涸沢カールが人気になればこれも分からないところですが)

また、タクシーが18:30くらいまでいるということも知っていれば、横尾山荘で迷う時間がなかったと思います。とにかく事前情報が大切ですね。登山計画の参考になりましたら幸いです。