【選び方】コンパクトフィルムカメラおすすめ15選まとめ。作例付き(マニュアル~AF機)

Hiron
こんにちは、フィルムカメラ沼のHironです。(@hironoverland25)

フィルムカメラが人気ですが、手軽にフィルムを始めるにはコンパクトフィルムカメラがおすすめです。

大きな一眼レフカメラを買わなくてもフィルムを楽しめますよ。

今回は、人気のおすすめコンパクトフィルムカメラを特徴別にまとめました。おすすめは、写りの良い単焦点レンズのものになります。

最後に、おまけでズームレンズ機もご紹介します。

6つのタイプに分類しました。自分に合ったコンパクトフィルムカメラを探してみてください!

  • フルマニュアル
  • マニュアル+プログラムAE(露出自動)
  • プログラムAE(露出自動)
  • 焦点固定
  • AF(オートフォーカス)【普及機】
  • AF(オートフォーカス)【高級機】

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ここで選べないという方は『フィルムカメラ診断』もありますのでご利用ください。自動であなたにぴったりのカメラを診断しますよ。

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フルマニュアルのコンパクトフィルムカメラ

露出(=絞り、シャッター速度)と、フォーカスを自分で合せて撮影するフルマニュアルのタイプです。初心者ならカメラの仕組みを学ぶにも最適です。

露出は計るスマホアプリもありますので、そこまで難しく考えなくても大丈夫ですよ。(iPhoneならASLightMeterがシンプルで使いやすいです)

Olympus PEN 初代・Sシリーズ/Dシリーズ

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シャッター速度 マニュアル
絞り マニュアル
フォーカス マニュアル
電池 不要
特徴 ハーフサイズ

Olympus PENは、オリンパスが世界で初めて製品化に成功したハーフサイズのフィルムカメラです。2倍の枚数撮影でき、普通の撮影だと縦位置の写真になるのが特徴です。

初代とSシリーズ・上位機種のDシリーズがフルマニュアル操作です。そのほかにも、焦点固定のモデルや露出自動のモデルなどさまざまな種類が販売されました。

ハーフサイズな分画質は荒いですが、フィルムらしいざらつきが楽しめます。現像によっては、作例のように2枚一組にされることもあり、面白い写真になります。

OLYMPUS/オリンパスPEN(後期型)【中古】

Olympus PEN F

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シャッター速度 マニュアル
絞り マニュアル
フォーカス マニュアル
電池 露出計に必要/なくても可
特徴 ハーフサイズ一眼レフ

Olympus PEN Fはハーフサイズながら、なんと一眼レフカメラです!もちろん交換レンズです。

にも関わらず、まるでレンジファインダーカメラかと思うほどの小ささです。

一眼レフカメラの利点は、焦点を目視で確認できることです。性能の良いレンズもそろっているため、ハーフサイズとは思えないほどの写りをします。

Rollei 35シリーズ

シャッター速度 マニュアル
絞り マニュアル
フォーカス マニュアル
電池 露出計に必要/なくても可
特徴 高級機

とにかく小さい!そして高級機!
当時のドイツの粋を集めたような、メカニカル高級コンパクトフィルムカメラです。

レンズはカールツァイスで、モデルによりTriotar, Tessar, Sonnarとランク分けされています。フォーカスは目測ですが、ピントが合えば素晴らしい写真になりますよ。作例はSonnarモデルのもので、ボケもきれいです。

≫ Rollei B35/35Bの使い方

LOMO SMENA 8M

シャッター速度 マニュアル
絞り マニュアル
フォーカス マニュアル
電池 不要
特徴 多重露光ができる

トイカメラに分類されますが、実際はなかなか切れのある写りをします。この作例はちょっと個体に難があるのと、フィルムも変わったものを使ってます。(SMENA 8Mは安いため、ジャンク品に何度も手を出してしまっている・・・)

安くカメラの仕組みを学びたい方にはおすすめです。

フィルムを巻かなくてもシャッターが切れるため、多重露光が簡単にできる点も面白さです。

≫ LOMO SMENA 8Mの使い方

SMENA 8 M ロモ スメハチ スメナ8M トイカメラ

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マニュアル+プログラムAE(露出自動)のコンパクトフィルムカメラ

マニュアル撮影だけでなく、シャッター速度優先AEが使えるタイプです。このタイプは種類が少なく、あとに紹介するプログラムAE機では物足りない方向けと言えます。

Olympus 35RC/35SP

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シャッター速度 マニュアル
絞り オート/マニュアル
フォーカス マニュアル
電池 プログラムAEに必要/なくても可
特徴 レンジファインダー

Olympus 35RCはその小ささにもかかわらずマニュアルが使えるため、プロカメラマンのサブ機としても人気だったようです。インスタでのユーザーも多いです。

フォーカスが目測ではなくて距離計連動のレンジファインダーのため、一眼レフカメラからの乗り換えにもおすすめですよ。

また、マニュアル使用時は電池が不要という点も大きいです。通電しない中古品でも買ってみてもいいかもしれません。

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ほかにOlympus 35シリーズでマニュアル操作ができるものには、35SPがあります。一回り大きいですが、F1.7という大口径レンズは魅力ですよ。こちらも人気です。

Ricoh 500Gシリーズ

シャッター速度 マニュアル
絞り オート/マニュアル
フォーカス マニュアル
電池 プログラムAEに必要/なくても可
特徴 レンジファインダー

Ricoh 500G, GS, GXも数少ないマニュアル+プログラムAE機のひとつです。サイズもかなり小さいです!

上記は私物でジャンク品を購入したのですが、こちらもマニュアル使用でなら電池不要なので使うことができました。

レンジファインダーも初めてでしたが、目測よりはずっと安心できますね。

≫ Ricoh 500GXの使い方

プログラムAE(露出自動)のコンパクトフィルムカメラ

プログラムAEと言われる露出が自動で決まるタイプです。ユーザーはフォーカスだけ合わせればよいフィルムカメラです。

Olympus 35DC

シャッター速度 オート
絞り オート
フォーカス マニュアル
電池 必要
特徴 大口径レンズ

こちらの40mm F1.7というレンズは、コンパクトフィルム機の中では群を抜いて大口径のレンズです。どうしてもレンズの口径が小さくてパンフォーカスになりがちなコンパクトフィルムカメラですが、Olympus 35DCは写真2枚目のようにボケます!一眼レフカメラも顔負けの写りですよ。

自動露出のため、明るいと1枚目のように絞られた画像になります。開放で撮りたくても条件が揃わないとなってくれません!また、暗いとシャッターが押せないセーフティー機能も付いています。

距離計連動(レンジファインダー)なので近距離の撮影も安心ですよ。写りもよく、誰でも失敗なく撮れるカメラです。

≫ Olympus 35DCの使い方

Olympus XAシリーズ

シャッター速度 オート
絞り オート
フォーカス マニュアル
電池 必要
特徴 超小型

Olympus XAシリーズは、これぞコンパクトフィルムカメラという小ささです!極小型でカプセルのように丸みのあるボディのため、ズボンの前ポケットにも入るほどです。

初代XAだけはレンジファインダーで絞り優先AEが使えたのですが、それ以降はプログラムAE(露出自動)。フォーカスは目測になります。

写りはレンズが小さいためパンフォーカスになりやすいかもしれません。

≫ Olympus XA2の使い方

LOMO LC-A/LC-A+

シャッター速度 オート
絞り オート
フォーカス マニュアル
電池 必要
特徴 周辺減光

キングオブトイカメラといわれるLOMO LC-Aですが、実際に持ってみるとトイカメラ感はありません。金属製で適度な重みがあり、プラスチックの普及機に比べて高級感すらあります。かつてのLC-Aと、復刻版のLC-A+があります(≫ロモグラフィーの熱い歴史を見てみてください)。

特徴は何と言っても周辺減光の面白さです。こちらはクロスプロセス(クロス現像)をしても面白い写りになりますよ。

絞りが変えられるのですがフラッシュ用らしく、絞り優先AEとしては機能しないようです。

≫ LOMO LC-Aの使い方

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Lomography (ロモグラフィー)

焦点固定のコンパクトフィルムカメラ

焦点が固定のためフォーカスを合わせる必要がありません。露出も自動または固定なので、シャッターを押すだけのカメラです。いわゆる「写ルンです」のようなタイプです。写ルンですに物足りなくなったら、ステップアップにいいと思います。結果的に安く上がると思いますよ。

Konica EFJ auto date/Konica pop

シャッター速度 固定
絞り 固定
フォーカス 固定
電池 フラッシュに必要/なくても可
特徴 フラッシュ付き

Konica EFJはKonica C35シリーズにあたりますが、ほかのモデルにくらべてすっきりとコンパクトで私は気に入っています。明るい時間なら、シャッターを押せば写ってます。

日付を入れるデート機能があったり(作例はうまく入りませんでしたが・・・)、小さいながらフラッシュも付いていて、いろんな場面で使いやすいです。デート機能をなくしたKonica popもあります。

ISO感度を絞りで調整する仕組みで、ちょっとカメラのことが分かってきたら、薄暗い時間帯には開放にしてみるなど、ちょっとしたマニュアル気分も味わえます。

≫ Konica EFJ auto dateの使い方

Ricoh Auto Halfシリーズ

シャッター速度 オート
絞り オート
フォーカス 固定
電池 不要
特徴 シャッターを押すだけ

Ricoh Auto Halfはそのデザインの可愛さもさることながら、なかなか高性能なハーフサイズカメラです。

なにが高性能かというと、焦点固定、セレン光電池による自動露出で、ゼンマイを巻いて置けばフィルム送りも自動・・・。その結果、「シャッターだけ押してください」というカメラになりました!

名前のとおりすべて「オート」のカメラです。露出が足りないとシャッターが切れないロックも付いています。固定焦点なので、寄りすぎると2枚目写真のように前ボケした写真になってしまいますね。

種類が豊富なので迷うかもしれません。下記「使い方」のリンク先に一覧にしてますので参考にしてください。

≫ Ricoh Auto Halfの使い方

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AFのコンパクトフィルムカメラ【普及機】

上での「シャッターを押すだけ」は焦点を固定にすることで可能としていましたが、こちらはAF(オートフォーカス)化によってピント調節が自動で行われます。AFは1985年にミノルタが世界に衝撃を与えた機能です。今のスマホのカメラだったら当たり前の機能ですよね笑

Koica Big miniシリーズ

シャッター速度 オート
絞り オート
フォーカス オート
電池 必要
特徴 ガールズフォトブーム

2000年前後のガールズフォトブームをけん引したという女性に人気のフィルムカメラです。作例はKonica Big mini BM-301です。

とくに人気のものはKonica Big mini Fで、35mm F2.8というほかのものに比べて高級レンズになっています(ほかのものはF3.5)。Konica Big mini Fは、テレビ番組で元乃木坂46の西野七瀬さんが私物として持ってきていたのが記憶に新しいです(≫アイドル愛用のフィルムカメラまとめはこちら)。今でも女性に人気のフィルムカメラですね。

フラッシュが起動の度にオートに戻ってしまうのが弱点です。うっかり発光させないように気をつけてください。

Kyocera SlimT/TProof

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シャッター速度 オート
絞り オート
フォーカス オート
電池 必要
特徴 カールツァイスレンズ

Kyocera SlimT/TProofは総プラスチックながら、レンズにはカールツァイスが使われているという贅沢なフィルムカメラです。高級機のCONTAX Tシリーズに手が出ない人の代替機としても人気で、私もかつて一度手にしました。現在はこちらも高級機並みの流通価格ですね。

海外モデルはYashica T4, T5という名前で流通していて、インタスグラムを見ると、とても人気があるのが分かります。

高級機に比べて解像度は落ちる印象ですが、カールツァイス・Tコーティングの美しい写りが楽しめます。

Olympus mju/mju ii

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シャッター速度 オート
絞り オート
フォーカス オート
電池 必要
特徴 世界で人気

Olympus mju(ミュー)シリーズは、XAシリーズの後継シリーズになります。
中でも35mm F2.8単焦点レンズのmju iiはとても人気で、作例を探したところ海外ユーザーの数がすごく多かったです。

実は周りで使ってる人がいなくて、作例で初めて写りを確認したのですが、いいですね!ボケも綺麗なので、絞り優先AEで使いたいところですが、残念ながらプログラムAEのみです。

そこが普及機のもどかしいところですね。

【中古】 (オリンパス) OLYMPUS ミューII

AFのコンパクトフィルムカメラ【高級機】

プラスチックの普及機に比べて外観がチタンになっていたり、高級レンズが使われています。それだけでなく、機能面ではすべてがオートだった普及機と違い、ある程度マニュアル設定での撮影ができることも特徴です。

CONTAX T2/T3

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シャッター速度 オート
絞り オート/マニュアル
フォーカス オート/マニュアル
電池 必要
特徴 高級コンパクトのさきがけ

CONTAX Tシリーズは高級コンパクトフィルムカメラというジャンルを作り出したカメラですね。上記はCONTAX T2の作例で柔らかさを感じますが、T3はもう少し解像度の高い印象でした。

露出だけでなく、フォーカスもマニュアルで使えるのは面白いですね。

ただ、ざんねんながらこのカメラを使ったことがありません。ずっと人気の高嶺の花です。

Ricoh GR1シリーズ

シャッター速度 オート
絞り オート/マニュアル
フォーカス オート
電池 必要
特徴 フィルム予備巻き上げ方式

比べてしまうと、やはり高級機は格がちがうと言わざる負えないですね。ボケこそそれほどではありませんが、精細さがまるで違います。

Ricoh GRシリーズのもうひとつの特徴は、フィルムが巻き戻しで使用されるという点です(予備巻き上げ方式というらしい)。

この特徴の素晴らしいところは、もしも、間違って裏蓋を開けてしまったとしても、それまで撮影したフィルムはパトローネ(カートリッジ)に戻っているので守られることです。

私も一度開けてしまったことがあり、ほんと救われました・・・。

Nikon 35Ti/28Ti

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シャッター速度 オート
絞り オート/マニュアル
フォーカス オート/マニュアル
電池 必要
特徴 アナログの表示系

Nikon 35Ti/28Tiは、高級コンパクトフィルムカメラブームのときにNikonが発売したカメラです。

何と言っても、アナログな表示系が魅力ですね。物欲をそそります。露出が群を抜いていいらしいですよ。

こちらは現物を見たことがありません。お店の奥の方で売ってるのかな?

おまけ:ズーム機はめちゃくちゃ安い!

ここまで紹介したコンパクトフィルムカメラはすべて単焦点レンズのもので、値段もそれなりにするのですが、実はズームレンズ機はめちゃくちゃ安いです!!

90年代にコンパクトフィルムカメラの、ズームとパノラマ撮影モデルブームがあったみたいで、各メーカー大量にそのタイプが発売されてます。タイプとしてはAF(オートフォーカス)機【普及機】クラスになります。

Konica Big miniシリーズも、Olympus mjuシリーズもズームタイプがありますがことごとく安いです。2000円~3000円で買えると思います。(例外で、Kyocera TZoomは高いです。カールツァイスレンズは強いですね!

私も、Olympusのズームカメラを持ってるのですが、たしか、何かカメラを買ったおまけに付いてきました・・・。伸びる鏡胴の仕組みってすごいと思うんですが、レンズに比べると陳腐化してしまうみたいですね。(デジタル一眼のボディもそうですが)

下手したら500円で買えてしまったりするので、フィルムカメラをやってみたいけど、お金がないという学生さんなどはズームカメラから始めるのも手ですよ。フィルム現像も安いところを紹介してますので、合わせてご覧ください。

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まとめ

今回は、おすすめのコンパクトフィルムカメラを紹介しました。
カメラというと、Canon, Nikonと思われがちですが、ことコンパクトフィルムカメラというジャンルになったときのOlympusの強さはありませんね。インスタで作例を見て、世界でものすごく愛されていることも実感しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。お役に立てれば幸いです。

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