【作例付き】おすすめ人気トイカメラ7選。使い方、ロモ、ホルガ、ダイアナ。

Hiron
こんにちは、フィルムカメラ沼のHironです。(Twitter / Youtube)

今回は、おすすめのトイカメラをまとめましたので紹介します。

ロモやホルガ、ダイアナから、人気急上昇中のスプロケットまで。実際にトイカメラで撮影した作例付きです。

Lomographyを筆頭にまだまだ根強い人気のトイカメラ。ネットで比較的安く買えるので、フィルムカメラデビューにもおすすめですよ。

あまり難しく考えないで、晴れた日中に撮影してみればだいたい写っていますので。ぜひ挑戦してみてください!使い方のリンクもあります。

では、35mmフィルム、120フィルム別に紹介していきます!

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35mmフィルムのおすすめ人気トイカメラ

まずは、一般的なフィルムの35mmフィルムで使えるトイカメラから。

LOMO LC-A / LC-A+ – トイカメラの王道!

フィルム 35mmフィルム
シャッター速度 オート
絞り オート
フォーカス ゾーンフォーカス
電池 必要(LR44/SR44×3本)
特徴 オートの精度もいい、キングオブトイカメラ

トイカメラというと最初に思い浮かぶのがこのLOMO LC-A / LC-A+ではないでしょうか?キングオブトイカメラの呼び声も高い人気カメラです。

トイカメラと言われていますが、実際はこのリストの中て唯一オートで使える完成度の高いカメラです。外観も金属で安っぽさもありません。

失敗も少なく、周辺減光のあるトイカメラらしい写りを楽しめます。初心者にもおすすめです。

現行品はLOMO LC-A+で、ロシア製LOMO LC-AをオーストリアのLomographyが復刻しました(設立の発端となった)。

≫ LOMO LC-Aの使い方はこちら

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Lomography (ロモグラフィー)

LOMO SMENA 8M – フルマニュアルで意外に良い写り!

フィルム 35mmフィルム
シャッター速度 マニュアル
絞り マニュアル
フォーカス ゾーンフォーカス
電池 不要
特徴 フルマニュアル、多重露光も可能

LOMO SMENA 8MはロシアのLOMOが1970年~1995年まで製造していたフィルムカメラです。もともとトイカメラの位置づけであったわけではないと思います。

全体がプラスチックの軽いカメラですが、レンズの写りの良さには定評があり、改造レンズとしてミラーレスカメラなどで使えるものも販売されています。

また、安く手に入りフルマニュアルで使えるので、カメラの仕組みを覚えるにもおすすめです。

特殊なフィルムで撮影したので、このような色で写るわけではないですよ笑

≫ LOMO SMENA 8Mの使い方はこちら

Vivitar Ultra Wide&Slim – 超広角レンズが面白い!まさにおもちゃカメラ。

フィルム 35mmフィルム
シャッター速度 固定(1/125)
絞り 固定(F11)
フォーカス 固定(1.5m~無限遠)
電池 不要
特徴 超広角レンズ

Vivitar Ultra Wide&Slimは焦点距離22mmの超広角が楽しめるトイカメラです。周辺減光も面白いです。

フィルムカメラコレクターの女優・森川葵さんも所有していました。

かなり薄く軽いプラスチックで、フィルムを巻いたら、シャッターを押すだけです。こんな簡単な作りで光漏れもなく撮影できるのが不思議です。

露出が固定のため、あるていど明るい時間帯でしか使えません。

作例はポジフィルムのProvia 400Fをクロス現像しています。

≫ Vivitar Ultra Wide&Slimの使い方はこちら
≫ 森川葵さんのフィルムカメラコレクション

Lomography La Sardina – イワシの缶詰から飛び出すレンズ!

フィルム 35mmフィルム
シャッター速度 1/100またはバルブ
絞り 固定(F8)
フォーカス ゾーンフォーカス
電池 不要
特徴 イワシの缶詰デザイン、超広角レンズ

Lomography La Sardinaはイワシの缶詰を模したデザインが印象的です。表面のカラーはいろんなものが出ています。

また、先のVivitar同様に22mmの超広角レンズです。こちらはフォーカスがゾーンフォーカスで調節できます。

ポケットサイズで面白いカメラです。ストロボ付きのものも売っています。

作例はAgfa CT Precisa100でクロス現像したものです。

Lomography Sprocket Rocket – フィルムの穴まで写真に写せる変わり種!

フィルム 35mmフィルム
シャッター速度 1/100またはバルブ
絞り 曇り、晴れの2パターン
フォーカス ゾーンフォーカス
電池 不要
特徴 フィルムの穴にまで写せる

Lomography Sprocket Rocket(スプロケット ロケット)フィルムの穴(スプロケット穴、パーフォレーション穴)にまで画が写せる独特なトイカメラです。

インスタで見たのがきっかけで使ってみたくなり購入しました。人気上昇中のおすすめトイカメラです!

現像はどこの写真屋でもやってくれると思いますが、フィルムの穴付きのデータ化はできるお店なのかの確認をしてみた方がよいです。

関東だとカメスズさんはやってくれるようでした。作例はインスタで見つけたNEWCOLORフィルムラボさんでお願いしました。

自身でデジタルディープする方法もあります。

iPhoneで手軽にデジタルデュープする方法もあります。「ホルガの使い方」の後半に書いてますの興味がありましたらご覧ください。

≫ iPhoneでデジタルデュープする方法

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Lomography (ロモグラフィー)

120フィルムのおすすめ人気トイカメラ(中判、ブローニーフィルム)

ここからは120フィルム(中判、ブローニーフィルム)で撮影するトイカメラです。四角い写真になります。

Lomography Diana+ – もやっとしたレトロな写りを楽しもう!

フィルム 120フィルム
シャッター速度 1/60またはバルブ
絞り 曇り、半分曇り、晴れの3パターン
フォーカス ゾーンフォーカス
電池 不要
特徴 光漏れ、ソフトな写り

Lomography Diana+(ダイアナプラス)は120フィルムのトイカメラです。

かなりソフトフォーカスな写りでした。また、光漏れもなかなかです。

写真の外の枠が入ってしまっていますが、フィルム室のフィルムを受ける側のスプロールが柔らかいためにややたわんでしまっているためです。

トリミングした方がいいですね笑。光漏れも含め、こんな写りも楽しんでみてください。

現行品はストロボが付属しているDiana F+になります。

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Lomography (ロモグラフィー)

Holga120シリーズ – 人気のホルガ!トイカメラと侮るなかれ、良い写り!

フィルム 120フィルム
シャッター速度 固定(1/100)
絞り 実質固定(F8)
フォーカス ゾーンフォーカス
電池 不要
特徴 光漏れ、ゆがみのある写り

Holga(ホルガ)120は香港生まれのトイカメラです。発売した1982年当時の中国は120フィルムの方が普及していたため、120フィルム専用カメラとして作られたようです。

作例は35mmフィルムを使って、『Sprocket Rocket』のようにフィルム穴まで写真が写るようにしています。

現像後に自身でデジタルディープしたものですが、Diana+と比べるとかなり写りは良いです。『Michael Kenna: Holga』というHolga120で撮影された写真集もあるほどです。

シリーズで微妙な違いがあるのですが、Holga120GCFNなら全部込みのような感じです。詳しくは下記「使い方」を見てみてください。

≫ Holga120の使い方

RECOMMEND デジタルでフィルムを再現するならAdobe Lightroom

おすすめ人気トイカメラ7選 – おわりに

というわけで、今回はおすすめのトイカメラを紹介しました(私が買ったトイカメラという感じですが・・・笑)

トイカメラはフィルムカメラの中でも比較的安く買えますので、フィルムカメラデビューにもおすすめです。周辺減光、超広角、フィルム穴まで撮影できるもの、120フィルムと特徴がさまざまありますので、選ぶ楽しみもあると思います。

私はHolga120をもう少し使い込んでみたいと思っています。参考になりましたら幸いです。

紹介したトイカメラ一覧

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Lomography (ロモグラフィー)
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Lomography (ロモグラフィー)
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Lomography (ロモグラフィー)

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