【初心者向け】フィルムカメラの始め方。選び方~写真データ化まで。

Hiron
こんにちは、フィルムカメラ沼のHironです。(@hironoverland25)

今回は、初心者がフィルムカメラを始める流れをまとめました。

私もフィルムカメラを始めた当初はなにがなにやらで悩んだので、そんなことを思い出しつつ書いてます。

インスタグラムを見ると若い人たちにもフィルムカメラは人気ですよね。日本だけでなく、世界的にそんな流れがあるんだなと実感します。

初心者がいちばん簡単にフィルムカメラを始める方法は富士フイルムの『写ルンです』を買うことですね。『写ルンです』も人気ですよね。

ここではそれよりもう一歩先の初心者がフィルムカメラを買って、使い方を覚えて、フィルムを現像して、データ化してスマホに取り込むまでの流れを詳しく書きました。

いったいお金がいくらあれば始められるのか?まで。

まずは全体の流れから紹介していきます!

【初心者向け】フィルムカメラの始め方の流れ

初心者がフィルムカメラを始める大まかな流れは下記のようになると思います。

1フィルムカメラを買う

2フィルムカメラの使い方を覚える

3フィルム選び

4フィルム現像の仕方

5データ化してスマホに取り込む

どこがいちばん難しいと感じるのでしょうか。「使い方」や「現像の仕方」あたりでしょうか?

では、順を追って説明していきます!

フィルムカメラの選び方。確認するのはひとつだけ。

via instagram (@lengkengfshop)

まずはフィルムカメラを買うことからになりますね。最初に結論を言うと、なんでもOKです!

でも、それではアレなので詳しくカメラ選びを吟味してみます・・・笑

最初の選択肢はオートかマニュアルかだと思います。

  • オート:とにかく失敗なく撮影したい
  • マニュアル:写真の仕組みを覚えて撮影したい

マニュアルが難しいと思うかもしれないですが、次の「使い方」で説明しますが、今はスマホアプリがあるのでマニュアルでも失敗なく撮れますよ。カメラをやってる人でも、結局同じことしてますので・・・。

次の選択肢は一眼レフカメラかコンパクトフィルムカメラかです。

  • 一眼レフカメラ(レンズ交換式)を買う
  • コンパクトフィルムカメラを買う

どちらの写りが優れているとか、値段が高いとかはないですよ。使い方も、レンズを交換する以外はとくに違いはないです。

なので、結論を言えば、オートでもマニュアルでも、一眼レフカメラでもコンパクトフィルムカメラでも、好きなものを選べばいい!です。直観とか、誰かが持ってるからで決めていいと思います。

買うときに確認すべきたったひとつのことは、

35ミリフィルムのカメラか?

ということだけ。

ほとんどが35ミリフィルムのカメラなのですが、120とか110とかAPSとかちょっとマニアックなフィルムも存在していますので・・・。

ちなみに、35ミリフィルムは上の画像のようなフィルムです。見たことあるのではないでしょうか。

ここさえ間違えなければまずはOKです。

参考までに、一眼レフカメラとコンパクトフィルムカメラの選び方を次に紹介しておきます。

その1:一眼レフカメラを選ぶ場合

一眼レフカメラを選ぶ場合、肝は「レンズが交換できること」なので、どこのメーカーのレンズを使いたいかが重要になります。

私もカメラを始めたころはぜんぜん分かってなかったのですが、たとえばCanonのレンズをNikonの一眼レフカメラで使うことはできないです。「マウント」というレンズとカメラの接続部の形が違うからなんですが(商売なのでここを差別化しているんですね)

このブログはPENTAXのオールドレンズ沼で始まっていますので、私がおすすめするのはPENTAXのフィルム一眼レフカメラになってしまいますね。詳しくは下の記事をご覧ください。

Leica(ライカ)が気になる?

ちょっとおまけですが、みなさん憧れのLeica(ライカ)はレンジファインダーなので一眼レフカメラとは違いますが、交換レンズという意味ではこちらのくくりになりますよ。

カメラの頂点も見ておいてもいいかもしれません笑

その2:コンパクトフィルムカメラを選ぶ場合

コンパクトフィルムカメラ選びはいろいろ記事を書いていますので、参考になると思います。

性格で選ぶなら、フィルムカメラ診断をしてみてください。友達には意外と当たってましたよ!笑

つづいて人気・おすすめのコンパクトフィルムカメラを網羅的に紹介した記事です。マニュアルからオート、高級機まで紹介しています。また、日付機能があるカメラもまとめています。

最後は有名人が持っているものを参考に選ぶ方法。アイドルが使っているものと、フィルムカメラコレクターという森川葵さんの情報をまとめていますので参考に。(一眼レフカメラも含まれます)

フィルムカメラの使い方を覚える

大きく分けて2つの使い方を覚える必要があると思います。それは、

  • フィルムの入れ方・取り出し方
  • フィルムカメラでの撮影の仕方

です。ではそれぞれ見ていきましょう。「フィルムカメラの使い方記事一覧」も合わせてどうぞ。

フィルムの入れ方・取り出し方

マニュアルかオートかで覚えることはちょっと変わってきます。
マニュアルだとフィルムを自分で入れて、取り出し(巻き取り)も自分で行いますが、オートならその名の通りほとんど自動です。

それぞれの例の動画を貼っておきます。

マニュアルカメラの例:Rollei 35

オートカメラの例:CONTAX Aria

フィルムカメラでの撮影の仕方

つづいて撮影の仕方ですが、基本的には以下の、

1.フィルムを巻く
2.ピントを合わせる
3.シャッターを押す

だけかと思います。

ピントを合わせてシャッターを押すのはスマホのカメラアプリも同じなので、デジタルと違うのはフィルムを巻くことだけですよね。オートのフィルムカメラなら、もうこれだけで使い方は終わりです。(写真データの保存場所がSDデータからフィルムに変わっただけですね)

ここでもマニュアルの場合は、もうすこし覚える必要があります。自分で適切な明るさ(露出)にする必要があるんです。

明るさ(露出)の設定。スマホアプリがあるので簡単です。

露出の設定は、フィルムのISO値+シャッター速度+絞り値で決まります。

この数値は昔フィルムカメラを使ってた人も頭に入っていたわけではなくて、露出計というものを使っていました。それが今はスマホアプリでできるというようになっただけで、やってることは変わりませんよね。

私は上のASLightMeterというアプリを使っています。無料でおすすめですよ。

アプリの数値をかんたんに説明すると、下のようになっています。

FNo.:絞り値
Time:シャッター速度
ISO:フィルムISO値

これらの数値とカメラのそれぞれの数値を合わせるだけです。そうすれば「失敗なく撮れますよ」っていう案内みたいなものですね。

フィルムカメラはそのとき撮影したものがすぐにはちゃんと撮れたか分からない部分も醍醐味ですよね。ちょっとくらい失敗しても、それが案外いい雰囲気になってたりします。

iPhoneアプリ:ASLightMeter

アプリでフィルムカメラの露出の設定の仕方は、また改めて別記事で紹介したいと思います。

フィルムを選ぶ。ネガポジ?ISOとは?

35ミリフィルム用のカメラなので35ミリフィルムを買うのですが、ネガフィルム・ポジフィルムの2種類があること。また、ISO値が違うことがあります。

ネガフィルムを選ぼう!

こちらもカメラ選びと同じで販売されている多くは「ネガフィルム」です。

それとは別にポジフィルムがあります。またポジフィルムの言い方がいろいろあって、ポジフィルム=リバーサルフィルム(反転フィルム)=スライドフィルム、ぜんぶ同じです(ややこしい笑)

どちらでも使えるのですが、ポジフィルムは現像できない店舗もあるので、まずはネガフィルムを購入してください。気になったらポジフィルムについてググってみてください。

今覚える必要もないのですが、簡単に説明すると「スライドフィルム」とも言われるように、カラーで現像されて、スライドプロジェクターで映写することができるフィルムです。

ISO感度とは?

実際にフィルムを選ぶ上で考えるべきは、ISO値です。フィルムの使い方でも出てきた数値のひとつですね。

デジタルカメラを持っている人なら設定にISO値があるのでなんとなく知っているかもしれません。ISO感度といって、暗いところでどれほど写るかです。

数値が大きくなるほど、暗いところでも写すことができます。ISO値には、

100、160、200、400、800、1600

などがあって、数値が大きくなるほど暗いところでも写せます。値段も高くなります。

だからと言って、ISO1600がいいかというとそうではなくて、逆に昼間には明るく写ってしまうので写真が真っ白になってしまいます。

シャッター速度1/500までしかないマニュアルのカメラの場合、明るい昼間に使うならISO100~200くらいしか使えません。ほかのでは明るすぎてしまいます。

90年代以降のオートのカメラなどで、シャッター速度が1/2000くらいまであればISO400まで大丈夫でしょう。

ISO800や1600は特殊で、部屋の中、夕方・夜などの撮影で使うのが主となるフィルムです。いろんなシチュエーションでの撮影にも興味がわいてきたら試してみてください。

下ではISO100~400までのフィルムのリンクを貼っておきます。この辺りが実用的かなと思います。

それぞれのフィルムの写りの違いは、「フィルム作例一覧ページ」もありますので参考にしてみてください。

フィルムの現像とデータ化してスマホへ取り込む方法

フィルムカメラの最後のステップですね。

フィルムカメラで撮影したら、現像に出して、スマホに取り込めるようにデータ化します。

撮り終わって、カメラの裏蓋を開ける前に、まず、

フィルムを巻き取ることを忘れずに!

巻き取るとは最初の状態のように筒のケース(パトローネ)の中にフィルムが入ってる状態です。そうしないと、感光して写真がすべて真っ白になってしまいますので!

オート機なら自動で巻き取ってくれるものも多いですが、マニュアル機の場合はぐるぐると自分で巻き取らないといけません。

自分の買ったカメラをよく確認してください。当ブログでも「フィルムカメラの使い方」をいくつか紹介していますので参考に。

取り出したらフィルムの現像とデータ化ですが、今は現像+データ化はセットになっていることがほどんとです。(私も紙にはプリントしないでほとんどデータ化だけです)

店舗でやる場合、ネットでやる場合がありますが、それぞれのメリット・デメリットは、

  • 店舗:早いけどちょっと高い(1500円くらい)
  • ネット:安いけど手間と日数がかかる(送料込み600円くらい)

のような感じです。

詳しい料金などは「フィルム現像とデータ化の方法まとめ」書いていますので参考にしてください。

おわりに – お金がいくらあればフィルムカメラは始められる?

というわけで、今回は初心者向けに「フィルムカメラの始め方」をカメラ選びからデータ化まで紹介しました。

まとめとして最後に料金的なことを紹介して終わりにしたいと思います。

  • フィルムカメラ本体:2000~10000円くらい
  • フィルム:600円くらい
  • 現像・データ化:600円~1500円くらい

なので、最低料金だったら3200円くらいで始められそうですよ。フィルムカメラ本体で言えば、もっと安く手に入りそうですが・・・。

初心者ほど人気の機種がほしくなると思いますが、それで始められないよりは、とりあえず安いものを買ってしまうのもいいかなと思います。「アイドル愛用のフィルムカメラ」や「日付の付けられるフィルムカメラ」では安い機種もたくさんあって参考になると思いますのでよかったら。最後まで読んでいただきありがとうございました。

安価で買えるフィルムカメラ探しの参考に。