Rollei B35 / 35Bの使い方。iPhoneよりも小さい!ドイツの技術を総動員したメカニカルカメラ!

Hiron
こんにちは、フィルムカメラ沼のHironです。(@hironoverland25)

今回はRollei B35の使い方を紹介します。実は一度使ってみたくて、友人からレンタルしました笑

まず驚くのは、その小ささだと思います!写真のとおり、iPhone8よりも小さいですよ!ぜひ、チャンスがあれば実物を見てみてください!

Rollei 35シリーズ

Rollei(ローライ)という名前は聞いていましたが、改めて調べてみると、Rolleiはドイツのカメラメーカーで、1929年にローライフレックスで最初の二眼レフカメラを完成させたメーカーなんですね!いわゆる、あの形を作ったというわけなんですね。

そして、今回のRollei 35シリーズ。
同時代頃の日本製のコンパクトフィルムカメラを調べていると、ときどき出てくる「ローライ35ショック」という言葉。1959年にOlympusがハーフサイズカメラでカメラの小型化を実現しましたが、フルサイズのままでさらに小さいカメラをRolleiが作ってしまったんですね!!それは日本のカメラメーカーは大騒ぎなわけです・・・。

Rollei 35シリーズの年表をまとめると下記のようになっています。

発売年 モデル名 特徴 レンズ
1966 Rollei 35 初期モデル。ハーフサイズよりも小型という衝撃 Tessar
(一部Xenar)
1969 Rollei B35/35B 普及機。スローシャッター省略、露出計セレン光電池化 Triotar
1969 Rollei C35 さらに露出計省略 Triotar
1974 Rollei 35S Sonnarレンズの高級機 Sonnar
1976 Rollei 35T Rollei 35の名称変更。レンズを表すTが付いた。 Tessar
1978 Rollei 35LED 普及機Rollei B35の露出計LED表示化 Triotar
1980 Rollei 35SE 高級機Rollei 35Sの露出計LED表示化 Sonnar
1980 Rollei 35TE 初期モデルRollei 35の露出計LED表示化 Tessar

後期モデルでは露出計表示がLED化されていますが、ざっくり見ると、レンズの種類で3クラスに別れていますね。

普及機→Carl Zeiss Triotar 40mm F3.5
中級機→Carl Zeiss Tessar 40mm F3.5
高級機→Carl Zeiss Sonnar 40mm F2.8

今回のRollei B35は黄色いマーカーをした普及機クラスということになります。

とは言っても、レンズはCarl Zeiss!
Rollei 35シリーズは、Carl Zeissレンズに、デッケルのコンパーシャッター、ゴッセンの露出計という当時のドイツの技術を総動員して作られたカメラということです!

CONTAX T2が発売される24年も前に、こんな高級コンパクトフィルムカメラがあったんですね。手にしてみると、その完成度に惚れ惚れしますよ~。

≫ 「ローライ」(Wikipedia)

Rollei B35の使い方

Rollei 35の魅力は、小ささだけでなく、そのメカニカルな部分にもあります。
使うための順番が儀式のようにあって、それが分からないと使えないところがなんとも魅力的なんです。映画『フルメタルジャケット』で、如何にすばやくライフルを組み立て・分解をするかという訓練を思い出しました笑。

レンズ鏡胴を伸ばしてシャッターを切る

Rollei B35のシャッターを切るにはレンズ鏡胴を伸ばさなくてはいけません。レンズの鏡胴を伸ばし、少し右に回すと「カチッ」といって固定します。

画像の部分がフィルムを巻き上げるトリガーです。
レンズ鏡胴はフィルムが巻き上げられていないとしまえないので、伸ばした状態でシャッターが切れるはずです。

鏡胴をしまうには、フィルムを巻き上げたら、レンズ左下のボタンを押しながらレンズを左に回転させて押し込みます。

フィルムを入れる

裏蓋を開けるには、まず下の中心にあるレバーを画像右のように回転させて、ロックを解除します。

ロックが解除されると、画像のようにスライドさせて開けることができます。

このように裏蓋と完全に分離します。

フィルムを抑える板を倒し、フィルムを入れます。入れたら板を戻します。

入れ方は特別なことはないかと思いますが、フィルムがたわむので、トリガーを引いてフィルム一回分巻くとたわみがなくなります。(レンズ鏡胴を伸ばしていないとトリガーは引けません)

フィルムを入れたら、分離した裏蓋で閉めます。
中心部分のロックを忘れずに。(ロックしないと、フィルムがカウントしないので分かると思います)

露出計を合わせる

露出計の中心の金属のダイヤルを回転させて、ASA値(ISO値)を合わせます。

露出計がちゃんと生きていれば、針が動くと思います。針は絞り値を示しています。露出計外側のダイヤルでシャッター速度を決めます。

露出計の数値を頼りに、カメラ側のシャッター速度と絞り値を決定します。(写真では露出計に合わせて、シャッター1/125、絞りF4にしています)

距離を合わせるのも忘れずに。

フィルムの巻き取り

カメラ下側にフィルム巻き取りのレバーがあります。

ストロボのホットシューのとなりにあるボタンを押しながら、レバーを矢印方向に回すと、フィルムが巻き取れます。

Rollei B35の基本的な使い方は以上です。

Rollei B35の作例

使ったフィルム:Lomography COLOR NEGATIVE 800

フィルムはLomographyのISO800の高感度フィルムを使ってみました。

あまり売ってるのを見かけませんが、Amazonでは購入できます。新宿ヨドバシカメラでも売っていました。

Rollei B35 + Lomography COLOR NEGATIVE 800

Rollei B35の露出計がやや暗めに出ているようだったので、スマホアプリを見て撮影しました。やや明るくなってしまいました。

夕方でまだ完全には日が落ちてない時間帯です。ぶれずにきれいに撮れていました。
というか、写りはかなりいいです!Triotarレンズ優秀ですね!Tessarに匹敵するんじゃないでしょうか!?

代々木上原のモスク「東京ジャーミー」に行ってきました。一度行ってみたかったんですよね。かなり日は落ちていましたが、なんとか写っていました。

シャッター速度は1/30か1/60で撮影していました。F値はどれくらいだったかな・・・。こんなにぶれずに撮れてるとは思いませんでした。

高架下です。やや緑が強く出るLomo800の写りもいいですね。

東京ジャーミーに行く途中にあったお花屋です。色もきれいに出ますね。

真っ暗で手持ちだったのでダメもとで撮った一枚ですが、ISO800でこんなに撮れてるとは。

三脚を持てなかったので、地面に置いてバルブ撮影をしてみました。Rollei B35の下面はきれいな平ではないので、ちょっと不安定です。やはり三脚必要ですね。

ライトの明かりが放射状になるのは、フィルターの影響かな?

おわりに

作例の通りですが、Rollei B35の写りはかなり優秀ではないでしょうか?夜の撮影でここまできれいに撮れているとは思っていませんでした。以前にRicoh GR1vで夜に撮影したものより露出はいいですね。オートに頼るよりもこっちかなと思うほどでした。

写りだけでなく、モノとしても愛着がもてますし、メカニカルさはカメラ好きではなくとも男子は欲しくなってしまうのではないでしょうか?笑。人気になっとくのカメラでした!

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