Olympus OZ70 panorama zoomの使い方。90年代の全自動フィルムカメラ。誰でも簡単に使えます!

Hiron
こんにちは、フィルムカメラ沼のHironです。(Twitter / Youtube)

今回は、フィルムカメラOlympus OZ70 panorama zoomです。

写真のカメラ名が違うのですが、調べてみると「AZ-2000」「Superzoom70 panorama」と同じモデルで3つの名前が使われたらしいです。

こんなカメラです。

Olympus OZ70 panorama zoom チェック項目

電池がないと動かないコンパクトフィルムカメラ
ズーム機能がある
パノラマサイズの撮影ができる
フィルム自動巻き上げ

※こちらのカメラも日付のつくデート機能がありますが、日付のつくフィルムカメラをこちらでまとめていますので合わせてご覧ください。

Olympus OZ70 panorama zoomは全自動コンパクトフィルムカメラ

Olympus OZ70 panorama zoomは、OZシリーズというズーム機能を備えたコンパクトフィルムカメラのシリーズです。1990年代は、オートフォーカスに加えて、この「ズーム機能」が付いていることがカメラ業界のセールスポイントだったみたいですね。

OZシリーズは、1993年のOZ1 panoramaから始まり、1999年のOZ140Sまで続いていたようです。このOlympus OZ70 panorama zoomは、初年度の1993年販売のカメラです。こちらは2倍ズームですが、最後のOZ140Sは3.7倍ズームまで進化しています。

25年前のモデルになりますが、外観も古い感じがないです。いわゆる機械式の一眼レフのようなオールドカメラには属さない部類かと思います。スイッチを入れたときのレンズ鏡胴がせり出す動きは、コンデジと変わらない印象です。

スペック

・プラスチック非球面レンズ、Olympus 35mm F3.5
・オートフォーカス
・35~70mmの2倍ズーム機能
・245gのプラスチック軽量ボディ
・デート機能付き
・ストロボ付き
・電池:単3電池×2本または、CR123A

オリンパス・カメラミュージアムを見ると、「全自動ズームカメラ」のカテゴリーに属していて、オートフォーカス、自動巻き上げ、ストロボ内蔵、デート機能など、もういままでのすべての機能を詰め込んだようなカメラですね。

フィルムの装填も簡単なので、ほとんどコンデジと同様に使えます。1990年代のコンパクトフィルムカメラは、フィルムカメラ入門に最適だと言えそうです。

≫ Olympusカメラミュージアム
≫ Olympus OZ series(camera-wiki.org)

Olympus OZ70 panorama zoomの使い方

電池が必要です。CR123Aか、単3電池×2本を入れます。単3電池が使えるので、いざ電池切れのときでも助かりますね。

再度の詰めを上にあげると、裏蓋がオープンします。

フィルムの巻き上げは自動なので、右端にフィルムのベロが着くように入れて蓋をすれば、あとは自動で巻き上がってくれます。

フィルム窓があるので、何のフィルムを入れたか分からなくならないので助かりますね。

電源は、右のレバーをONにすれば立ち上がります。

電源が入ると、写真のように、レンズ鏡胴がウィーンと出ます。プラスチックの軽さなのに、こんなメカニカルなのが不思議な感じです。

液晶窓で、デートセットや、ストロボON/OFF、タイマーセットができます。リモートでシャッターも切れるのかな?中古で買ったこのカメラにはリモコンは付いてませんでしたが、Olympusのページにはリモコン付きとありました。

デート機能は、残念ながら2018年までは表示しませんでした。なので、98年でセットしました。(開発者は2018年まで使われる想定をしてなかったのでしょうね・・・笑)

W/Tにスライドさせることで、レンズをズームできます。こんなに伸びます!

パノラマサイズでの撮影切り替えは、手前の緑のスライダーで行います。

オートフォーカスなので、あとはシャッターを押すだけです!

今回はすべてパノラマサイズで撮影しました。

注意点:フラッシュが毎回AUTOに戻ってしまう!

この全自動化したコンパクトフィルムカメラの弱点とも言えることですが、フラッシュが起動の度にAUTOに戻ってしまいまいます。この時代のカメラはこの仕様が本当に多いです!

よく、「フラッシュを炊かないでください」という水族館や美術館などでもフラッシュを炊いてしまうという光景がありましたが、この仕様では仕方ない気もしますね・・・。

起動の度にフラッシュをチェックする必要があります。

Olympus OZ70 panorama zoomの作例(FUJICOLOR Super 400FT)

2018年11月
世田谷の自宅周辺や、新宿、外苑前のイチョウ並木に行って撮影しました。フィルムは2007年期限切れのFUJICOLOR Super 400FTというものを使いました。写真はすべてパノラマサイズにしました(もちろん普通の写真サイズでの撮影もできます!)。

無限遠もきれいに撮れます。フィルムも使えました。

このパノラマサイズですが、映画みたいで、どんな風景でもよく見えてしまいます。

11月初旬でまだイチョウが色づきはまだまだでしたが、たくさん人が来ていました。

逆行だとこんな感じ。ややえんじ色なのは期限切れフィルムだから出る色合いでしょうか?
パノラマサイズの淵がきれいじゃないですが、販売当時はパノラマサイズにトリミングしてプリントしてくれてたんですよね。切り取られるから、ちょっとしたゆがみは問題なかったんだと思います。

もちろん手持ちなんですが、夜なのにぶれずに撮れていました。

これもぶれてないのはちょっと不思議です。もしかしたら、真っ暗じゃなかったのかなぁ?

2倍ズーム

最後に、ズーム機能を。2倍ズームだとこのくらい変わります。


RECOMMEND デジタルでフィルムを再現するならAdobe Lightroom

おわりに

今回はコンパクトフィルムカメラOlympus OZ70 panorama zoomを紹介しました。

1990年代という、フィルムカメラが円熟したころのものだけあって、使い方もほんとにお手軽です。オートフォーカスでちゃんとピントもあってくれますし、軽くて持ち運びも楽です。
また、日付がつくのもうれしいですね(日付のつくフィルムカメラはこちらでまとめています)。

実はこのフィルムカメラを手に入れた経緯は、オールドレンズを買ったときに、オマケで付いてきたんです笑。性能から言えば、オマケではもったいないくらいによく動くし撮影できました。90年代のこの手のズームタイプのフィルムカメラはネットで格安で出品されてるので、フィルムカメラ入門機にぜひ探してみてください~。

日付のつけられるフィルムカメラまとめ