今回は、書籍『エモくて映える写真を撮る方法』の東京の撮影スポットをメインに紹介します。
ポートレートはあまり撮影していないのですが、今後はやはり上手くなっていきたいところで、この本を購入しました。
写真の作例を見ていたら、住んでいる場所に近そうだということに気づいて、今回撮影スポットを実際に訪れてみました。
ロケ地巡りみたいな感じですね笑
Contents
『エモくて映える写真を撮る方法』の本とLovegraphについて
書籍『エモくて映える写真を撮る方法』の購入をきめたきっかけを少し。
もちろん「エモいポートレートを撮りたい!」という気持ちもあるのですが、何より、この表紙の撮影をされている野本 敬大(けいた)さんの写真を見て購入を決めました。
以前からInstagramをフォロワーさせていただいていたのですが、最近投稿されていた「東京の街で撮ったウェディング」が素敵すぎて、もっと見てみたいという点が強かったです。
写真のモデルにはNMB48の村瀬紗英さんが務められています。自身のブランドも持たれているそうで、綺麗でおしゃれな方ですね。
≫ 野本 敬大(けいた)さんのInstagram
≫ 村瀬紗英さんのInstagram
エモいとは?
「エモい」という言葉は私は知らなくて、2017年くらいにTwitterに突如現れた言葉という感じでした。
意味はなんとなく、いろんな人が使っていることで分かりました。「エモーショナル」からきているんですね。
「感動した」などの既存の言葉では表現できないような、「複雑な心の動き」を表現してるようです。たしかに、エモい写真はエモいとしか表現できない気がします。
起源には諸説あるようですので、気になる方はWikipediaを見てみてください。
エモい写真の本を出版したLovegraph(ラブグラフ)とは?
『エモくて映える写真を撮る方法』はLovegraph(ラブグラフ)から出版されています。
Lovegraph(ラブグラフ)は出張撮影サービスで、もともと、友だちフォトやカップルフォトのサービスから始まったようです。
七五三、マタニティ、お誕生日など、さまざまな出張撮影に対応してくれるようですので、思い出を写真に残したい方はぜひご依頼してみてください。
表紙やメイン写真を撮影をされた野本 敬大(けいた)さんもLovegraph(ラブグラフ)に在籍してるみたいですね。
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エモい写真のカメラは何?
この『エモくて映える写真を撮る方法』にはいろいろな写真作例があるのですが、この記事では野本 敬大(けいた)さんが撮影されたメインで使われている写真に関してになります。
巻末に野本 敬大(けいた)さんがフィルムカメラで撮影されたという情報が書かれています。
それでは詳しく分からないためInstagramをよく見てみたところ、CONTAX T2とOLYMPUS PEN-FTを使われていることが分かりました。
CONTAX T2(コンパクトフィルムカメラ)
CONTAX T2は、1990年に販売された高級コンパクトフィルムカメラです。このカメラがきっかけで、各カメラメーカーが高級コンパクトフィルムカメラを製造するという販売競争が始まりました。
レンズにはカールツァイス・ゾナー38mm F2.8が使われています。
今でも変わらず人気のあるフィルムカメラですね。私も一度使ってみたいカメラです。
OLYMPUS PEN-FT(ハーフフィルム一眼レフカメラ)
OLYMPUS PEN-FTは、ハーフサイズのフィルム一眼レフカメラです。
ハーフサイズのため通常の倍の枚数が撮影できますが、その分写真は粗くなります。ハーフフィルムカメラはそのノイズ感がフィルムらしくて逆に今人気があります。
レンズは交換レンズなので分かりませんが、通常は38mm F1.8(フルサイズ換算で55mm)が付いていることが多いです。
私は露出計のついていない初期のOLYMPUS PEN-Fを持っていますが、見た目も小さくて人気の理由も納得です。
使ってるフィルムは何だろう?
フィルムが写真の色味を決めるので、フィルム選びは大切です。
実際のところ、野本 敬大(けいた)さんが何のフィルムを使っているのか分からないのですが、「東京の街で撮ったウェディング」を見るとKodak Portra800ではないかなと思いました。
ですので、時間帯でPortra160, Portra400, Portra800を使い分けてるのではないかというのが私の予想です。
私もこれらのフィルムで撮影した写真作例がありますので、よかったら色味を見てみてください。
エモい写真の東京の撮影場所はどこ?撮影スポット
東京のエモい撮影スポット一覧
場所 | ページ | |
---|---|---|
1 | 船入場橋 | P2,3 |
2 | 田楽橋 | P2,3 |
3 | 駒沢通り歩道橋 | P4,5 |
4 | 世田谷区立若林公園 | P9 |
5 | 世田谷区立若林あじさい公園 | P8 |
6 | 松陰神社通り商店街 | 表紙、P10,11 |
7 | 世田谷線踏切 | P23,24 |
8 | 兵庫島公園 | P12~15 |
9 | コープオリンピア | おまけ |
Googleマップにカメラマークで印したところが『エモくて映える写真を撮る方法』での撮影スポットです。
リストには書籍のページを書きましたので、持っている方は照らし合わせてみてください。
最後の「コープオリンピア」はおまけで、Instagramでよく見て気になっていたのですが、野本 敬大(けいた)さんも撮影されていたので含めてみました。
では、それぞれのエモい撮影スポットを紹介していきます。
目黒川沿い(中目黒駅)
最初は、「目黒川の桜」で有名な目黒川沿いです。中目黒駅からほど近い場所になります。
私は、池尻大橋駅から歩いて行ったのですが、上のピンクの花のようなポートレートに使えそうな場所などもいくつかありました。書籍の76ページにも同様の花の前でのポートレートがあります。
目黒川・船入場橋
船入場橋の欄干と村瀬紗英さんの足元という構図で撮影されていました。写真の切り取り方も勉強になります。
目黒川・田楽橋
田楽橋の青い手すりが映える写真になっています。また、奥も印象的なビルも面白いです。
3枚目の写真は、橋の脇にある休憩所のようなところです。ここの蔦を使って撮影されています。
駒沢通り歩道橋
一見なんてことのない歩道橋ですが、奥行きがあったり、この青色がコントラストになったりしています。
世田谷線沿い(若林駅~松陰神社前駅)
世田谷線には何度か乗ったことがありますが、踏切があるのが東京では珍しかったり、住宅地間近を通る風景がなんともレトロな雰囲気です。
この本を見て、こういう場所が撮影スポットになるんだという気づきがありました。
若林公園
若林公園は見逃していて訪れませんでした。画像はGoogleマップからです。
遊具から村瀬紗英さんが顔を出す形で撮影されています。遊具のカラフルさもポイントですね。
若林あじさい公園
若林あじさい公園は、ほんのっちょっとした小さな一角です。おもしろい顔の遊具(?)と同じポーズで撮影しています。
ちなみに、私は50mmレンズで撮影したのですが、書籍を見ると後ろのアパートの屋根まで入っていました。CONTAX T2の38mmレンズでしょうか。ポートレートするうえで、レンズ選びも重要ですね。
世田谷線踏切
1枚目の踏切の奥に見えるのが「若林あじさい公園」なので、すぐ手前というロケーションです。青い世田谷線の電車が通過する瞬間の写真が撮られています。
2枚目では、村瀬紗英さんが線路に顔をのぞかせている感じです。
松陰神社通り商店街(松陰神社前駅)
若林駅から線路わきを歩いて行くと松陰神社前駅はすぐです。松陰神社通り商店街は昭和レトロな雰囲気の感じるところでした。
2枚目の写真が、表紙でも使われている場所ですね。
ただ、本のような写真を撮るには時間帯がかなり重要だと気づきました。11月の時期だと、14時すぎでもう西日が傾きすぎてしまって光が入りません。
何時ころだと商店街に光が射すということを、知っていて撮影されているのだと思います。
兵庫島公園(二子玉川駅)
書籍のエモい撮影スポットのラストは二子玉川駅の兵庫島公園です。ここは私も何度か訪れたことがあります。
村瀬紗英さんとシャボン玉というポートレート写真になっています。
写真を見るとあまり天気がよくなさそうですが、シャボン玉があって、鉄橋の色や草の緑で印象の良い写真になっています。
東京でこういう自然のある広々とした場所は少ないので、他ではできないポートレート撮影ができますね。
おまけ:コープオリンピア(原宿駅)
原宿のコープオリンピアです。まさか原宿駅のすぐ近くにこんなエモい撮影スポットがあったなんて知りませんでした。
他の方のInstagramで初めて見たときは、熱海かな?と考えていました。
野本 敬大(けいた)さんのInstagramでは、街灯の後ろに女の子が座っているという構図です。
この写真だけ私は焦点距離35mmのレンズで撮影したのですが、けいたさんの写真はもっと広く写っているので、CONTAX T2とは別の広角のレンズで撮影されているか、かなり後ろにさがったのかな?と思います。
紹介した私が撮影した写真は、デジタルで撮影したものを、Lightroomで少しフィルム感をだそうと調整しています。
エモい写真の東京の撮影スポット – おわりに
というわけで、今回は書籍『エモくて映える写真を撮る方法』で野本 敬大(けいた)さんが撮影された写真の撮影スポットをメインに紹介しました。
エモい写真を撮るには撮影スポットを常に探していて、さらに時間帯や、レンズ選び(フィルム選び)もしているという気づきがありました。
この書籍の内容は「カメラの基本操作が50%、写真撮影のコツが50%」という感じで書かれています。どちらかと言うとカメラ初心者向けですが、いいポートレート写真が見れるのでステップアップとしてもとても勉強になりました。ぜひおすすめです。
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