無料アプリPhotoshop Fixの使い方。顔の整形が簡単!メイクをするように使えるアプリ。

Hiron
こんにちは、フォトレタッチ沼のHironです。(Twitter / Youtube)

今回は、Adobeの無料アプリ「Photoshop Fix」の使い方を紹介します。

写真の調整もできますが、メイン機能はなんといっても修復や部分の調整です。

中でも真骨頂は顔の整形がかんたんにできることではないでしょうか。

タッチパネルで写真にメイクをするように使っていけるアプリです。

では、詳しく紹介していきます。

Photohopの選び方

無料で使うにはAdobe IDでログインする

Photoshop Fixは無料で使えるモバイルアプリですが、無料で使うにはAdobe IDを作ってログインが必要です。

まずはAdobe IDを作ります。下記リンクのAdobe公式サイト右上「ログイン」→「Adobe IDを取得」を選択します。

※Adobe IDはAdobeのすべてのアプリを使うために必要ですので、忘れないように管理してください。

Adobe IDを作ったら、Photoshop Fixをダウンロードしてログインします。

Photoshop Fixの料金(App内課金)について

Photoshop FixにはApp内課金の項目がありますが、内容を確認すると「CCストレージ(20GB)」です。

Adobeのクラウドストレージのみの課金ですので、料金は無料で全機能が使えるようです。

Photoshop Fixで使う画像はクラウドからも開ける

Photoshop Fixで画像を開くには、右上の「+」をタップします。

開く画像はiPhoneなどのモバイル端末ローカルのほか、クラウド上のDropboxやGoogleフォトからも選ぶことが出来ます。

Photoshop Fixの使い方は3ケースに分類

Photoshop Fixの主な使い方は下記の3ケースに分類されると思います。

  1. 写真全体の調整をする
  2. 写真の一部の修復をする
  3. 人物の顔を整形する

1番目の写真全体の調整は比較的かんたんなことしかできません。細かく設定したい場合にはPhotoshop Expressや、追求したい場合はLightroomが向いています。

Photoshop Fixのメイン機能は、2番目と3番目の部分的な修復や、人物の顔の整形です。

では、ひとつずつ作例と共に紹介していきます。

【1】写真全体の調整

Photoshop Fixでの1番目の使い方は、写真全体の調整です。

露光量や色温度、コントラストなど、写真の調整をするのに必要なパラメーターが一通りそろっています。

ただし、Photoshop ExpressやLightroomのような細かなところまではできません。ざっと調整するという感じですね。

写真はサンプル画像のパラメーターを変更したものです。色温度を寒色にしているため、寒い季節感が出たと思います。

【2】写真の一部の修復、削除

Photoshop Fixという名前の通り、2番目の使い方の「修復、不要な部分の削除」からメイン機能となってきます。

修復のために4つのツールがあります。

また、修復ペンのサイズやボケまで細かく設定することができます。

作例は「スポット修正」によって看板を消したものです。

消し方は簡単で、拡大して不要な部分にタッチパネルでなぞっていくだけです。

似た部分から持ってくるのですが、もしも違和感がある場合には「パッチ」を選択して自分でコピー元を変更することが出来ます。

癖がありますが、コツを掴めば背景に写り込んだ人物などを消すこともできます。

【3】人物の顔の整形、変形

Photoshop Fixの「ゆがみ」ツールがやはりほかのPhotoshopアプリにはない、Fixならではの機能です。

写真の一部を変形させる

まずは、「膨らみ」と「渦巻き」で変形させたものです。

「膨らみ」ツール(左)はタップした場所を中心に膨らませることや、逆にへこませることができます。

使い方は、タッチパネルで指を外側になぞるか、内側になぞるかです。

ペットの顔だけをアップにしたいなどのときには使えそうですね。

「渦巻き」ツール(右)はタップした場所を中心に、写真が渦巻きます。

こちらもうずまくようにタッチパネルをぐるぐるとなぞっていきます。

顔を整形する

つづいては、同じ「ゆがみ」を使って顔を整形する使い方です。

画像はPhotoshop Fixのサンプル画像です。

一番右の「顔」をタップすると、写真から顔を自動で認識します。

目、鼻、口、頬、顎などのカ所がでるので、整形したい部分をタップします。

まずは、目を選んで、大きさを大きくなるように整形しました。

次に口を選んで、笑顔になるようにしました。

また、顎も小さくしています。

整形ビフォーアフターを比較するとこのようになります。

整形できる範囲が決まっているので、そこまで違和感のない加工ができます。

このほかの機能として、部分の明るさを変えたり、色を変えたり、肌を綺麗に見せたりするツールがあります。

どれもタッチパネルをなぞっていくという使い方で、ほんとメイクをしていくイメージです。

Photoshop Fixはやり直しが可能(プロジェクトが保存されている)

Photoshop Fixはプロジェクトで保存されているので、なんどでもやり直しが可能です。

元画像はそのまま残っています。

変形や修復などをもとに戻したい場合は、各ツールの「消しゴム」を使うことで元に戻すことが出来ます。

なんどでもやり直せるのはとても使い勝手がいいですね。

おわりに

というわけで、今回は写真の修復ができる無料アプリPhotoshop Fixの使い方を紹介しました。

画像の整形ができるのはSNS時代のとくに女性には嬉しいツールなのではないかと思います。使い方はまるでメイクをしていくように指でなぞっていくだけです。

また、顔の整形範囲が決まっているのそこまで違和感がでないので、こういったツールに使い慣れていない男性でも手軽に使えるなと感じました。ぜひ試してみてください。

Photohopの選び方