【物撮りのやり方】100均でOK!加工方法、ストロボ不要、アプリで出来ます。

Hiron
こんにちは、フォトレタッチ沼のHironです。(@hironoverland25)

今回は、私がいつもやっている物撮りのやり方と加工方法を紹介します。

下のような感じで、白バックで物撮りしたレンズをインスタグラムでも紹介したりしてるのですが、友人や知人に何度かやり方を聞かれたのでまとめてみることにしました。

ヤフオク・メルカリ出品者の方や、ガジェットブロガーの方は参考になるかなと思います。

物撮りの流れとしては、

  1. 白背景のセットを作る(100均アイテム)
  2. 撮影する(50mmのMFレンズ)
  3. スマホアプリまたはPCで加工(Lightroom使用)

という感じです。

コツを言うと、ちょっと撮影がダメだと思っても最後のLightroomでの加工という力業でなんとかできてしまうということです!

では、詳しく紹介していきます!

スマホカメラだけで物撮りする方法はこちら

【1】物撮り用の白背景セットを作る(100均アイテムでOK)

まずは、白バックの背景を作ります。

ぜんぶ100均のアイテムを使っています。ほんと助かりますね。

手軽にやる場合と、もうすこしちゃんとやる場合と2パターン紹介します。

手軽な白背景セット

白背景は、白いスチロール板2枚を、白い布テープで張り合わせただけのものです。これらはダイソーで購入しました。

私は実は長らくこの方法で撮影していました。このセットでもそれなりに綺麗に撮影できます。

ちょっと張り合わせの部分が分かってしまいますが、後半の加工である程度消せます。

影が出ない白背景セット

白画用紙を使って影が出ないようにするパターンです。

これで撮影した方が加工が楽というメリットがあります。また、Amazon出品の場合は、背景が真っ白でないといけないので、この方法がいいかもしれません。

私は100均の画用紙を使ってますが、物撮りシートというものがあるようなのでそれだとより便利そうですね。

【2】物撮りする。カメラの設定など(安い50mmのMFレンズでOK)

つづいて、カメラとレンズを紹介します。

デジタル一眼レフカメラまたはミラーレスカメラを使って撮影します。私は物撮りのレンズに50mm単焦点の明るいレンズを使っています。

  • 50mmの単焦点
  • 明るいレンズ(F1.4, F1.7, F2など)

50mmだとほとんど歪まないというのと、明るいレンズだと背景がぼかせるというのが理由です(ぼかせると白バックでない場合の物撮りでもきれいに見せることができます)。

すでに、50mm F1.4みたいなレンズを持っていればそれを使用すればOKです!

カメラが趣味でなければ、物撮りのカメラ・レンズにそんなにお金をかける必要はないですよ。

カメラ+レンズを持っていない場合(格安で揃える参考に)

ここはカメラとレンズを持っていない場合、格安で揃える参考にしてみてください。

物撮りは静止物を撮影するのでAF(オートフォーカス)は不要です。MF(マニュアルフォーカス)で大丈夫なので、持っていなければ安いオールドレンズがおすすめです。

私が物撮りに使っているのはMFの下記のオールドレンズです。Amazonで1万円くらいで買えます。中古カメラ屋さんならもっと安く買えると思います。

カメラは中古で購入した、PENTAX K-7というのを使っています(最近SONYも買ってしまいました)。

PENTAXのオールドレンズですが、他メーカーのミラーレスカメラでもマウントアダプターを噛ませることで使うことができます。例えば、シェアの高いSONYのミラーレスカメラで使う場合には、PK-NEX(Eマウント)のマウントアダプターを使います。

オールドレンズを使う設定が分からない場合にはこちらの記事の【手順4】を参考にしてください。

オールドレンズ定番機SONY α7シリーズ

お金に余裕があれば現行レンズをどうぞ!

お金に余裕があれば、オールドレンズではなくて現行レンズの単焦点レンズ「SONY Sonnar 55mm F1.8」あたりを買っておけば間違いなしです!

この際、高くていいからとにかくいいレンズを買ってしまいたい人は「SONY Planar 50mm F1.4」を買ってしまいましょう!笑

ライティング。ストロボ不要な理由

私の物撮りのやり方はストロボ不要で、ライティングは写真のように窓からの太陽光のみです。

理由のひとつには明るいレンズを使っているのでそこまで強い光は不要というのがあります。上のセットを見てもかなり弱い光なのが分かると思います。

二つ目は、デジタルカメラの感度が高くなっているので、ストロボがなくても十分明るく写るということです。

三つ目は、明るさを加工で変えられるためです。今の時代スマホアプリだけでも出来てしまいます。

ストロボ不要の理由

  • 明るいレンズを使うため
  • カメラの感度が上がっているため
  • 明るさを加工で変えられるため

また、物撮りの場合、1点からの光の方が綺麗に見えるそうです。

ライティングに関して学びたい場合は、Youtubeのシノタクちゃんねるさんがとても分かり易いです。物撮りのライティングは下のvol.01だったような・・・。

カメラの設定と撮影

カメラはMモード(マニュアルモード)を使っています。

部屋の中でややくらいので、ISO800にすることが多いです。シャッター速度は適宜調節してくださいね。

  • Mモード(マニュアルモード)
  • カメラの設定:ISO800

撮影した結果は下の通り。だいぶ暗くなってしまいましたね・・・笑

手軽な白背景のパターンです。

影が出ない白背景のパターンです。

露出不足ですが、次にLightroomで加工しますのでこれくらい暗くてもなんとかします!

ただ、明るめに撮っておいた方が加工があまり要らないですし、綺麗な仕上がりになります。

jpgよりも露出などを変えられるRAW撮影ですが、個人的には物撮りには不要だと思います。ブログや出品用の画像サイズとして使うものですので、そこまで解像度もいらないので。

【3】物撮りした写真をLightroomで加工する(スマホアプリまたはPC)

Adobe Lightroom

物撮りした写真の加工にはAdobe Lightroomを使っています。

実は、物撮りに関して言えば、高級レンズを買うよりもLightroomを使うことが良い仕上がりにするコツだと思っています。

無料のスマホアプリ版でも、有料のPC版でもほとんど同じ機能を使うことができます。

使い分けとしては、

  • 枚数が少ない場合→無料スマホアプリ版
  • 枚数が多い場合→有料PC版

という感じかなと思います。

LightroomとPhotoshopが使える「フォトプラン」なら月980円なので、個人的には安いと思います。画像加工が必要なヤフオク・メルカリ出品やガジェットブログをやって行く気概があればケチらず必要経費にすべきところかなと。

≫ Adobe Creative Cloud フォトプラン

無料のスマホアプリ版Lightroomで加工する方法(枚数が少ない場合に有効)

まずは無料のスマホアプリ版Lightroomで加工する方法です。

アプリを入れてない場合にはリンク先からダウンロードしてください。「無料でLightroomモバイルアプリを使う方法」なんて記事も書いてますが、ただアカウントを作るだけです笑

それだけで無料で使えますのでおすすめです。

≫ Lightroom 無料スマホアプリ版ダウンロード

まったくスマホアプリ版のLightroomの使い方が分からない方は、下の記事をざっと読んでみてください。

では加工していきます。

スマホアプリ版Lightroomに取り込んだところです。

修正するのは基本的に「ライト」メニューの3点、

  1. 露光量
  2. 白レベル
  3. 黒レベル

だけです。

暗すぎるので「露光量」を上げます。

つづいて「白レベル」です。上げると白い部分がさらに白くなります。

「黒レベル」は上げると黒い部分が明るくなります。

被写体が影になってしまっている場合には、

  1. ハイライトを下げる
  2. シャドウを上げる

が定番の加工方法です。今回は弄ってません。

ホワイトバランスを「カラー」メニューで変更できます。修正するには、

  • 色温度
  • 色かぶり補正

のパラメーターを動かします。

長時間にわたって複数枚物撮りしていると、時間帯で色温度などが変わるので、その場合に使います。

加工したパラメーターをほかの写真にそのままコピーすることができます。

右上のメニューから、

  • 設定をコピー
  • 設定をペースト

を使います。

今回は2枚あるので、もう1枚の写真にも同じパラメーターをコピペしました。そのあとで微調整しています。

スマホアプリ版Lightroomの物撮り写真加工結果

最後にトリミングして完成です。

影が出ない白背景の写真です。ここまで明るくできました。

こちらは手軽な白背景です。なんとなくはつなぎ目が分かってしまいますが、まあきれいではないでしょうか?

というわけで、スマホアプリ版Lightroomでの加工は以上です。

つづいて、PC版Lightroomの加工方法です。

有料のPC版Lightroomで加工する方法(枚数が多い場合に有効)

たくさんの物撮り写真を一気に加工するには、PC版Lightroomがとても楽です。

上でも紹介しましたが、Lightroom+Photoshopが使える「フォトプラン980円/月はかなりおすすめです。

≫ Lightroom PC版ダウンロード(フォトプラン980円/月)

ちなみにPC版Lightroomには2つあって、

  • Lightroom
  • Lighrroom Classic

の両方をフォトプランで使えるのですが、今回の加工方法紹介で使っているのは「Lightroom Classicの方」です。

「ただのLightroomの方」はスマホアプリ版Lightroomと完全に同期していてまったく同じですが(たぶん)、Classicの方はPCに特化しています。

ただし、今回使う機能はどちらにもあるものですので、どちらを使ってもかまいません。

まずは画像2枚を「ライブラリ」に取り込みます。

加工は「現像」で行います。

動かすパラメーターもスマホアプリ版と全く同じで、

  1. 露光量
  2. 白レベル
  3. 黒レベル

だけです。

上の写真だと「黒レベル」が低いですが、最終的にはかなり上げたと思います。

また、被写体が影になってしまっている場合には、

  1. ハイライトを下げる
  2. シャドウを上げる

というのが定番のやり方です。

ホワイトバランスの修正には、

  • 色温度
  • 色かぶり補正

のパラメーターを動かします。

スマホアプリ版とまったく同じです。

じゃあ何が違うかというと、大量の写真を一気に加工する場合です。

露光量、白レベル、黒レベルをこれだけの枚数いちいちやるのは面倒ですよね。

そんなときに・・・、

下に表示されている写真で、同じパラメーターを適用したいものを選んだら、「同期」ボタンを押すとぜんぶにその設定が反映されます!

PC版が便利なのはその点ですね。

あと、メニューもスマホアプリ版より見やすいので、作業の楽さはPC版の方が格段に上ですよ。とりあえず、フォトプラン入れましょう!笑

PC版Lightroomの物撮り写真加工結果

こちらも最後にトリミングして完成です!

影が出ない白背景の写真です。スマホアプリ版よりも明るい加工になりましたでしょうかね。

手軽な白背景の方です。こちらも明るめですね。

というわけで、PC版Lightroomの物撮り加工方法の紹介は以上です。

物撮りのやり方と加工方法 – まとめ

今回は、私がいつもやっている物撮りからLightroomでの加工方法を紹介しました。

手順は、

  1. 白背景のセットを作る(100均アイテム)
  2. 撮影する(50mmのMFレンズ)
  3. スマホアプリまたはPCで加工(Lightroom使用)

でセットもかなり簡易的ですし、ストロボも不要で、スマホアプリだけでもできるので、実際かなり手軽だと思います。

PCとスマホの写真の行き来にはGoogleフォトDropboxを使っています(RAW写真ならAmazon Photosも)。便利なので使ってなかったら活用してみてください。

Lightroomに関しては、スマホアプリ版もPC版もほぼ同じ加工ができます。大量の写真を扱う場合にはまだまだPCの方が便利ですが、性能的にはもはや変わらないってすごいですよね。

まずは無料のスマホアプリ版からぜひ。最後まで読んでいただきありがとうございました。

スマホカメラだけで物撮りする方法はこちら