今回は、Premiere Proでやりたかった「文字を左から表示させる」テキストアニメーションのやり方を紹介します。
「調整レイヤー」とか「After Effect」は不要でできます。
Premiere Pro初心者のステップアップにちょうどいいと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。
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Premiere Proで文字を左から表示させる例
上のYoutube動画のような、左から文字が表示するテキストアニメーションです。
Youtubeはその部分が再生させるようにしてますが、表示しない場合は20秒あたりですのでゲージを動かしてみてください。
では、このテキストアニメーションのやり方を説明していきます。
Premiere Proで文字を左から表示させるやり方・手順
- クロップを使う
- 文字をマスクする
- キーフレームを設定する
手順をざっくり言うと、上のように、アニメーションさせたいテキストに「クロップ」を使って、キーフレームを設定します。
ある程度Premiere Proを使っている人でしたら、これだけで分かるかもしれません。
また、Windows10でPremiere Proを使っている場合、マスクの枠(バウンディングボックス)が表示しない不具合がある場合があります。下記記事に解決方法を紹介していますので参考にしてください。
【1】エフェクトから「クロップ」を検索
具体的な手順ですが、まずアニメーションさせたい文字を選択します。
アニメーションさせたいテキストが選択されている状態です。
エフェクトから「クロップ」を検索します。
このテキストに対して、クロップを適用します。クリックすればOKです。
テキストは2行になっているので、クロップを二つ追加しました。
追加した「クロップ」がエッセンシャルグラフィックスのテキストレイヤーの上に表示されていると思います。
【2】文字を1行ずつマスクする
つづいて、アニメーションさせたい文字を1行ずつマスクしていきます。
エフェクトコントロールを見ると「クロップ」は2つあると思います。
一つ目の「クロップ」を選択して、赤く囲んである四角いマークを選択します。
上の画像のように1行目の文字をマスクします。
同様のことをもうひとつの「クロップ」でも行います。
2行目の文字をマスクします。
※ちなみに、マスクをしないで「クロップ」の「上・下」で同様のことをやる方法もあります。やりやすい方でOKです。
【3】テキストアニメーションのキーフレームを設定する
最後に、アニメーションするようにキーフレームを設定します。
2行目のテキスト「LIKE PANCAKE LENS」を例に説明します。
画像上のように、「LIKE PANCAKE LENS」テキストが隠れるまで「クロップ」の「右」のパーセンテージを変更します。
テキストを出したいところにキーフレームを打ちます。画像下の矢印のあるところです。
今度は、画像上のように「LIKE PANCAKE LENS」テキストが表示するまで「右」のパーセンテージを変更します。
テキストをぜんぶ表示したいところまでキーを動かして、キーフレームを打ちます。画像下の矢印のところです。
再生してみると、文字が左から表示するテキストアニメーションになっていると思います。「THIN」「LIKE PANCAKE LENS」各々にこのようなキーフレームを設定すれば2行のテキストアニメーションができます。
同様のことをすれば、何行でも応用していけますね。
以上が、Premiere Proで文字を左から表示させるテキストアニメーションのやり方・手順でした。
Premiere Proで文字を左から表示させるやり方 – おわりに
というわけで、今回はPremiere Proで文字を左から表示させるテキストアニメーションのやり方を紹介しました。
調べて見ると、「調整レイヤー」が必要とか「After Effect」が必要とかが出てきて諦めかけたのですが、「クロップ」でやる方法が分かったので備忘録も兼ねて記事にしました。
Premiere Proは初心者でも使いやすい動画編集ソフトですが、やれることは膨大です。ひとつひとつ覚えていきたいですね。参考になりましたら幸いです。