【無料、買い切り、定額】Photoshopはどれを選ぶべき?購入手順。

Hiron
こんにちは、フォトレタッチ沼のHironです。(Twitter / Youtube)

今回は、たくさんの種類が出ているPhotoshopを分類して整理しました。

PCユーザー向けやモバイルユーザー向け、プロ向けから初心者向けまでさまざまなタイプが出ていますよね。

価格で言うと、無料、買い切り、定額という3パターンがあります。

どんなユーザーにどのタイプのPhotoshopが合っているのでしょうか。自分の状況と照らし合わせて最適なPhotoshopを見つける手助けになれば幸いです。

Adobeを無料で使う方法

「無料、買い切り、定額」Photoshopの分類

まずは、たくさんあるPhotoshopを分類しました。

Photoshopの種類

買い切り 無料 定額
種類 Photoshop Elements Photoshop Express
Photoshop Fix
Photoshop Mix
Photoshop Sketch
Photoshop CC
Photoshop Lightroom

対象ユーザー

買い切り 無料 定額
対象 PCユーザー
初心者
簡単にレタッチしたい
モバイルユーザー
趣味的な利用
PCユーザー
仕事で利用
高度なレタッチをしたい

このような分類ができるかと思います。

モバイルユースであれば、無料でPhotoshopシリーズのアプリを使うことができるということになります。Lightroomは無料で使えるモバイルアプリと、モバイル+PCで使える有料版があります。

※現在PC版しかないフルバージョンPhotoshopの「iPad版」が2019年中に出る予定という情報も上がっています。

「無料、買い切り、定額」Photoshopの機能の違い

では、各Photoshopの機能の違いを紹介します。

無料タイプ:Photoshopモバイルアプリ

Photoshopモバイルアプリは無料で提供されています。

フルバージョンのPhotoshop CCから、機能を分割して複数のアプリとして提供しています。クラウドでPhotoshop CCとの連携が取れるようになっています。

こちらのタイプは、モバイル限定ユーザーと、フルバージョンPhotoshop CCユーザーのモバイル補完的な使用が考えられますね。

各アプリの特徴を紹介します。

Photoshop Express – 写真の仕上げとテキスト追加

Photoshop Expressでは、画像の加工、コラージュ、テキスト追加など、SNSで共有する際にやりたいような画像加工が手軽にできます。RAW画像、TIFF画像も扱えることから、ある程度のプロ用途まで応えます。

Photoshop Fix – 写真の修復

Photoshop Fixでは、画像の加工が行えます。写真の不要な部分を消したり、ゆがみを直したり、カラーを変えたり。また、加工の効果を利用して逆におもしろい効果を出すことが出来ます。

Photoshop Mix – 写真の切り抜きや合成

Photoshop Mixでは、画像の切り抜きや合成が手軽に行えます。

Photoshop Sketch – 描画ツール

Photoshop Sketchでは、さまざまな種類のペンや鉛筆、水彩ブラシなどを使って描画することが出来ます。お絵描きツールです。

Photoshop Lightroom – 写真のデジタル現像

Photoshop Lightroomでは、写真の露光量やホワイトバランスを調整して、写真を自分好みに仕上げることが出来ます。プロからアマまで、デジタルカメラユーザー御用達のデジタル現像アプリです。

現在は「Lightroom」としてPhotoshopとは独立した位置づけにあるようです。

買い切りタイプ:Photoshop Elements

買い切りタイプのPhotoshop Elementsでは、Adobe SenseiというAI技術のサポートによって、初心者でも完成度の高い画像加工を実現します。また画像管理もしてくれます。

一方で、使える機能や保存ファイル形式が限られていたりするため、プロユースには向いていません。

ファミリー向けという位置づけを前面に押し出した商品になっています。

定額タイプ:Photoshop CC

Photoshop CCはPhotoshopのフルバージョンになります。デザイナーからフォトグラファーまで、またプロからアマチュアまで、さまざまな画像加工ができる定番のソフトですね。

クラウドストレージによって、Photoshopモバイルアプリとの連携が取れるようになっています。

現在はPCユーザー限定になりますが、2019年中に「iPad版」も提供される予定との情報もあります。

【無料、買い切り、定額】Photoshopの導入手順

上の機能の違いなどを吟味して、使うPhotoshopが決まったらそれぞれをインストールしましょう。

各Photoshopの購入からインストールまでの手順を説明します。

無料タイプ:Photoshopモバイルアプリの導入手順

無料タイプのPhotoshopモバイルアプリの導入手順です。5種類ありますが、手順は同じですのでまとめて説明します。

1. Adobe IDを取得する

まずはAdobe IDを作ります。下記リンクのページ右上「ログイン」→「Adobe IDを取得」を選択します。

≫ Adobe IDを作る

2. 各Photoshopモバイルアプリをダウンロードする

下記リンクからPhotoshopモバイルアプリをダウンロードします。iOS、Androidどちらのアプリも提供しています。

3. Adobe IDでログインして使用開始

ダウンロードしてアプリを開くとAdobe IDを聞かれますので、ログインして使用開始します。

買い切りタイプ:Photoshop Elementsの導入手順

買い切りタイプのPhotoshop Elements導入手順の説明です。Elementsは、ダウンロードのほかにパッケージ版を買うこともできます。

1. Adobe IDを取得する

まずはAdobe IDを作ります。下記リンクのページ右上「ログイン」→「Adobe IDを取得」を選択します。

≫ Adobe IDを作る

2. Photoshop ElementsをダウンロードまたはAmazonで購入する

Photoshop ElementsはAdobeからダウンロードする方法と、Amazonなどネットショップでパッケージ版を購入する方法があります。

ダウンロードの場合は、体験版を使うことができます。

3. シリアルナンバーを入れて使用開始

インストール中にシリアルナンバーを聞かれますので、入力して使用を開始します。

定額タイプ:Photoshop CCの導入手順

最後はフルバージョンのPhotoshop CCの導入手順の説明です。購入プランが複数ありますので合わせて紹介します。

1. Adobe IDを取得する

まずはAdobe IDを作ります。下記リンクのページ右上「ログイン」→「Adobe IDを取得」を選択します。

≫ Adobe IDを作る

2. Photoshop CCの購入プランを選ぶ

Photoshop CCが使えるプランは複数あります。

いちばん安くPhotoshopを使いたい場合は「フォトプラン」になります。

こちらはデジタル写真現像ソフトのLightroomが付属するので、フォトグラファーにもおすすめのプランです。

学生・教職員であれば、「コンプリートプラン」が異常に格安になっています。Adobeのソフトを2点以上使いたならこちらを選べば間違いないです(必要なソフトだけダウンロードできます)。

ソフト(アプリ) クラウドストレージ 価格
単体プラン Photoshop 100GB 2,480円/月
フォトプラン Photoshop, Lightroom 20GB 980円/月
コンプリートプラン学生・教職員版 Photoshop含む全ソフト 100GB 1,980円/月

3. Photoshop CCをダウンロードする

購入プランが決まったら、下記リンクからダウンロードします。

支払いはクレジットカードの他、コンビニ支払いも可能です。

まずは「無料で始める」を選んで体験版を使うのがおすすめです。無料期間が終了すると自動的に購入に移行します。

4. シリアルナンバーを入れて使用開始

Photoshop CCをダウンロードしたら、ネットに送られてきたシリアルナンバーを入力して使用開始します。

たくさん種類のあるPhotoshopの選び方 – まとめ

というわけで、今回はたくさん種類があって選ぶのに迷ってしまうPhotoshopシリーズを整理してみました。

仕事で使うなどのプロユースであればフルバージョンのPhotoshop CC一択になりますが、なじみが薄い方だったらまずは無料で使えるモバイルアプリから触ってみるのもいいですね。

私は、カメラが趣味ですので「Photoshop CC + Lightroom」が使えるフォトプランで契約しています。以上参考になりましたら幸いです。

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