動画編集のために、WindowsノートからMacBook Pro 16インチに乗り換えました。
今回は、Adobe製品を使うクリエイターやブログを書いている人向けに、WindowsからMacへの移行に必要だったことをまとめました。
忘れそうになったのがフォントでした。気をつけないと後々大変なことになってしまいますので、こちらを参考にしていただけたらと思います。
気をつけさえすれば、現在はWindowsとMacの壁はほとんどないと感じました。Mac購入を迷っている方の参考にもなると思います。
MacBook Proのスペックと選び方
こちらのYoutube動画でもMacへの移行方法や、動画編集に必要なMacBook Pro 16インチの必要スペックと選び方などを紹介しています。チャンネル登録もよろしくお願いします!
Premiere Proに必要なPCスペック
Adobe製品のWindowsからMacへの移行方法
クリエイターとして必須のソフトというとAdobeですよね。私が今までWindowsメインからなかなかMacに移行できなかったかなり大きな理由のひとつがこのAdobeでした。
ところが、現在はAdobe製品がサブスクリプションになったので、とても簡単に移行できるようになりました。
2台までインストールできる仕様になっているので、ほとんど心配する必要がないです。
Adobe製品の2台目以降のPCへのインストール手順
- 2台目にインストール
- 3台目に入れる場合は1台目からログアウト
というこれだけで、OKです!
Adobeのログアウト方法
Creative Cloud デスクトップアプリを開きます。Windowsの場合は下、Macの場合は上にあるメニューバーに常駐していると思います。
右上のアカウントマークから、ログアウトを選択すればOKです。
Premiere ProのLut
Premiere Proは、自分で作ったりネットでダウンロードしたり購入したLutを忘れないようにしましょう。
無料でPremiere Proを使う方法と解約手順
Lightroom Classicのプリセットとカタログ
Lightroom Classicは、自分で作ったプリセットを忘れないようにしましょう。また、写真ごとに適用されている現像データが入っているカタログも忘れないようにしましょう。
Lightroomプリセットの場所
編集→環境設定→プリセット→「Lightroomの現像プリセットを表示」
フォルダ表示:Settingsフォルダ内のすべてのファイル
プリセットは同じ場所におけば、プリセットとして読み込まれます。
Lightroomカタログの場所
編集→カタログ設定→表示
フォルダ表示:Lrフォルダ内の「Lrcatファイル」
私は画像はポータブルSSDに入れていて必要なかった作業ですが、PCのローカルSSDに保存している場合には写真データの移行も必要です。
Mac側での写真データの読み込み
Lightroomカタログデータの読み込み手順
- 環境設定→一般→「起動時にこのカタログを使用」でLrcatファイルを選択(ローカルに置いておく)
- ライブラリ表示のフォルダーから、「?」のついているフォルダーを右クリック。
- 「見つからないフォルダーを検索」で新しいフォルダーの場所を選択します。
やってみたところ、(3)「見つからないフォルダーを検索」が各フォルダーごとに手動で行わないといけないようで、なかなか大変な作業になりそうです・・・。
(最近のフォルダーだけで諦めました・・・。一括で検索できる方法があったら教えてください!)
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フォントをWindowsからMacへ一括インストール(Fontbook)
フォントは私は移行のするときに忘れかけて、Premiere Proのファイルを開いた時に「フォントがない」という警告がでて気付きました。
忘れないようにしてください。
ただ、フォントの移行は簡単で、Windowsからコピーして、MacのFontbookで一括インストールができます。
Windowsのフォントのある場所
コントロールパネル→デスクトップのカスタマイズ→フォント
全てのフォントを選択して、外付けSSDなどにコピーしておきます。
Macにフォントを一括インストールする手順
- MacでFontbookアプリを開く
- ファイル→「フォントを追加」を選択
- コピーしたフォントを全て選択して「選択項目をインストール」を押す
だけです。
エラーが出るものもありますが「重大なエラー」というもの以外は入れられました。
Adobeからライセンスを得て使っているフォントに関しては、Adobe製品をインストールしてしばらくするとライセンス認証がされて使えるようになっていきます。
FTP情報のWindowsからMacへの移行(FFFTPからFileZilla)
FTP情報の移行はブログ運営などをしていると必須になると思います。
Windowsの定番フリーウェアFFFTPからの移行方法です。
Macでは以前の会社で使っていたCyberduckを使おうと思っていたのですが、FileZillaを使うととても簡単にできます。
FFFTPからFileZillaへの移行手順
- FFFTPの接続→設定→「FileZilla XMLに設定をエクスポート」を選択
- FileZillaのファイル→インポートでXMLファイルを選択
すればOKです。
全てのFTPが読み込まれていると思います。念のため接続できることを確認しておきましょう。
この方法だと、もしもFTP情報のメモなどが見つからなかったとしても移行できるのが便利ですね。
リンク
ブックマーク・パスワードのWindowsからMacへの移行(Chrome)
ブラウザのブックマークや保存されたパスワードの移行も、Chromeを使っていれば簡単です。
Chromeでログインして「同期」を設定していれば、ブックマークやパスワードも同期するのでとくに心配することもないです。
私の場合はブックマークだけは同期しないようにしているので、その場合はエクスポート・インポートで行うことができます。
Chromeブックマークのエクスポートとインポート手順
- ブックマークマネージャーを開く
- 右上メニューから「ブックマークをエクスポート」でhtmlファイルを保存
- 同様に、右上メニューから「ブックマークをインポート」でhtmlファイルを読み込み
とすればOKです。
Microsoft OfficeのMac移行(iWork, Google, LibreOffice)
Microsoft Officeがあるのも、WindowsからMacになかなか移行できなかった理由のひとつでした。
もちろん、これは現在のMicorosoft Officeである「Microsoft 365」を入れるのもいいですが、有料です。ただ、Office系のソフトは今はいろいろとあるので困ることもないです。
Macに標準で入っているiWorkのPages, Numbers, Keynoteもありますし、Googleのクラウドで使えるドキュメントやスプレッドシートもあります。
また、フリーウェアのLibreOfficeも互換性があります。
私はもともとOffice2003を使っていて、WordやExcelがLibereOfficeでないと開けないかと思ったのですが、PagesとNumbersでも開くことができました。なので、標準のiWorkを使っていくことにしました。
クリエイター向けWindowsからMacへの移行方法 – おわりに
今回はクリエイター向けのに、WindowsからMacへの移行に必要な情報をまとめました。
想像していたよりもかなり楽に、困ることもなくMacで作業ができるようになりました。とくに、Adobeがサブスクリプションになったことが大きいなと感じます。
また、同期できたり、代替ソフトがあったりしてほとんどWindowsとMacに壁はないんじゃないかと思いました。
Macへの移行で迷っている人の参考になりましたら幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。