前回はアンタルヤで日本人バックパッカーたちと会ったことを書きました。今回はカッパドキアです!
写真:2003.08.12撮影、カッパドキア
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トルコ旅行記カッパドキア:洞窟のホステル
ギョレメに朝8:00頃到着。
ガイドブックのホステルに行こうと人に聞くと、「closed」と言われ、「本当か?」と思いながらも、彼の案内する宿に着いていった。洞窟の中のホステル。いかにもカッパドキアらしいし、ドミトリーは高くもなかったのでここに決めた。ただ、ちょっと風通しが悪く、部屋にハエが多かった…。
トルコ旅行記カッパドキア:ギョレメ屋外博物館
お昼頃に観光にでた。まずは、ギョレメ屋外博物館。宿からは1キロくらい歩いた…。
ここでは日本人のツアー客を何人も見た。ツアーではなく、ここカッパドキアを無計画に歩いてる自分がなんとなく恥ずかしくなる笑
ひとりの日本人男性に声をかけられ、「ひとりで来てるんですか?すごいですね」なんて言われた。むしろ恥ずかしくなった…。
トルコ人の観光客も多くて、外国人観光客が珍しかったのか一緒に写真をお願いされたりした。トルコの軍学校とかなんとか…。
今は東京も外国人が多くなって珍しくもないけど、10年前くらいはまだコンビニやファストフードの店員が外国人だったりするのは珍しかったんだよな。
小学校の修学旅行で東京に来たときは、外国人に会えたことに感激して、一緒に写真を撮ってもらったのを思い出した。
トルコも、今と14年前とでは外国人観光客の状況は変わったのだろうか?
トルコ旅行記カッパドキア:エセンテペのパノラマ
ギョレメに戻ってレストランで夕食。アダナケバブを食べた。観光地のレストランは高いのでバックパッカーには厳しい。
6時過ぎに、エセンテペに行ってみることにした。パノラマが見れるというので、宿の人に、
「パノラマはどこだ?」
と聞くと、
「全部パノラマだ」
と言われた。まあ、たしかに。エセンテペといい直して教えてもらった。
崖の上の方へと200メートルくらい歩いていく。屋外博物館とは違って、まったく観光客はいなかった。
崖の上にベンチと小さな店が出てた。
カッパドキアを一望できる絶景だった。
崖ぎりぎりに置いてあるベンチに座るとなかなか怖かった。
トルコ旅行記カッパドキア:崖の上の人たち
しばらく眺めていると、トルコ人家族がやってきた。子供がちらちらこちらを見ていると、父親が、
「ジャポン」
と教えていた。そして、
「メルハバ」
と挨拶をしてくれた。
父親が警察官らしいことは分かったが、家族の誰も英語を話せなくて、会話にはならなかった。
家族が帰り、僕も帰ろうとすると、店の若い男に声をかけられた。
「日本のことを知っている」
というので、何だろうと思ったら、
「ハチコ!ハチコ!」
と言った。また知り合った日本人の女の子のことかな?と思ったが、よく聞いていると「犬の話」だと言うのでようやく『ハチ公物語』のことだと分かった。
学校の先生から日本のその話を聞いたらしい。トルコは親日というけど、ほんとそうみたいだ。チャイをごちそうになった。
彼は18歳で、いっしょにいたおじさんは42歳。関係を聞いたら「友達」らしい。そのときは年の差が面白いなと思ったけど、日本でも地元の田舎とかではなくもないか…。
だいぶ陽が沈んできたので宿に戻ることにした。
次回は、カッパドキアの注意事項や洞窟ホテルのことなどを書きます。
つづく。