トルコ旅行記:オトガル着、ドミトリーとバス泊の旅(旅の予算のこと)

大学生時代のバックパッカー旅行記です。トルコ→シリア→レバノン→ヨルダン→イスラエル→パレスチナ→エジプトの順に7か国を周っています。


Hiron
こんにちは、元バックパッカーのHiron です。(Twitter / Youtube)

前回は観光地イスタンブールのまとめでした。今回はバス移動とか旅の予算の話です。

写真:2003.8.8撮影、イスタンブール・オトガル

トルコ旅行記:イスタンブールのオトガル(バスターミナル)

バスチケットを購入したツアーオフィスの前から、ピックアップでオトガルまで行く。

イスタンブールのオトガルは信じられないほど大きかった。日本で言えば東京駅みたいなものだろうか?鉄道よりバス社会トルコの玄関口というか。大きなツアーバスみたいなのが100台は停まっているのではないかというレベル。

夜行バスで僕はクシャダスに向かう。

トルコ旅行記:旅の予算のこと

今更だけど、中東旅行の予算のことを少し。

主にかかる費用はこの3つではないだろうか?

●食費
●宿泊費
●移動費

1日の予算はこれらを込みで「20$」と決めた。

トルコ旅行記:食費の節約術

まず、食費。
これも贅沢をすればすぐ予算オーバーになってしまう。東南アジア旅行ではこれが安い屋台で済んでしまうため、まったくかからないのだけど、トルコや中東ではなかなかそうはいかない。

まずは、バックパッカー同士で情報交換をして安いお店を教えてもらうこと。お店は観光客が行くようなレストランではなく、現地の人が通う食堂のようなところに入ると安い。

もうひとつは、市場に行くこと。桃やバナナはよく買って食べたし、ピタというパンも何枚もセットで安く売っていて重宝した。バックパッカーの猛者は、肉や卵や野菜を買って自炊していたりもする。そこまでしなくても市場はとても安くあがる。

現地の食堂に行ったり、市場をのぞいたりするのは観光としても面白いから一石二鳥だと思う。
余談だけど、トルコの料理はおいしかった!のちに訪れた国には申し訳ないけど・・・笑。さすが世界三大料理と言われるほどでした。

トルコ旅行記:宿泊費の節約術

宿泊費はこれはかければいくらでもかかってしまうところ。名のあるホテルはもちろん無理で、ホステルもドミトリー(大部屋)一択だった。ホステルなら個室でも案外安いので、もう少し予算をかけられる人はその選択もできる。

ホステルとは東南アジアで言うところのゲストハウスみたいなもの。最近ではバックパッカーズなんて言い方もあるらしい。国や呼び名の違いで、ほぼ似たようなものだと思う。

個人的にはこれくらいのアイデアしかなかったのだが、初めに出会ったバックパッカーに「バス泊」にすることを聞いた。つまり、移動のバスを夜行バスにしてしまって車中泊すれば、宿泊費を一日分浮かせるということ。こうすれば、宿泊費と移動費が両方かかる日を無くすことができる。かくして、トルコの旅は、ドミトリーとバス泊という旅になった。

こういう旅は体力のある若いうちにしかできないことかもしれないけど、楽しいものです。(ジャーナリストとか一部の職業の人は、大人になってもこんな生活を送ってるのかなぁ・・・。)

次回は、クシャダス~シリンジェ村観光です。

つづく。