玉ボケ・バブルボケレンズシリーズ第3回目です。
初回のSuper-Takumar 105mm F2.8、2回目のFujinon 55mm F2.2につづく3回目は、Meyer-Optik Domiplan 50mm F2.8です。
ついに、バブルボケのTrioplanと同メーカーに辿り着きました!
動画でも解説しています。
動画でも解説しています。トリプレット構成についても詳しく説明しました。Youtubeチャンネル登録もよろしくお願いします。
Meyer-Optik Domiplan 50mm F2.8
バブルボケレンズを求めて、ついにTrioplanと同じMeyer-Optik Gorliz社のDomiplanにたどり着きました。
こちらは比較的安価なレンズですが、レンズ構成がトリプレット!
前回のFujinon 55mm F2.2で覚えたTrioplanと同じ、玉ボケ・バブルボケが出やすいレンズ構成です!
製造はMeyer-OptikとPentacon
DomiplanはもともとドイツはMeyer-Optik社が製造していましたが、東西分断となり東ドイツ(共産国)のPentacon人民公社が引き継いだとのこと。
このレンズは個体差が大きくて、賛否両論だったようです。ググってみると、「ゴミプラン」なんて呼ばれてた時期もあるとか。ゴミって笑
ただ、最短撮影距離75cmはちょっと使い勝手の悪さを感じなくもないですね。
外観のデザインが1枚目のようなゼブラ柄のものと、2枚目のようなそうでないものがあります。
Domiplan 50mm F2.8に必要なマウントアダプター
Domiplan 50mm F2.8(M42マウント)をPENTAXのデジタル一眼レフで使うには、M42-PKのマウントアダプターが必要です。M42マウントとPENTAX Kマウントはフランジバックが同じなので、薄いアダプターになります。
オールドレンズユーザーに多く選ばれているSONYのミラーレス機で使う場合は、M42-NEXのマウントアダプターを使います。こちらは厚みのあるものになります。
オールドレンズ定番機SONY α7シリーズ
作例1 | Domiplan 50mm F2.8(ボディPENTAX K-7) 寄れないけどバブルボケ!
バブルボケになりそうな夜の明かりをもとめて試し撮り。
普通に撮ってみても悪くない。夜だけどきれいに写った。
Trioplanの作例で見た小物がバブルボケになってる感じを狙ったのだけど、試行錯誤がいりそう。
これこれ!
輪郭線の出るバブルボケ!
Fujinonよりもさらにくっきりしてるような気もする。
部屋で撮影してみたら、これが一番バブルな写りでは!笑
寄れないからバブルはこれくらいの大きさが限界・・・。
寄れないもどかしさはありますが、やはりバブルボケで楽しいで楽しいレンズです。
作例2 | Domiplan 50mm F2.8(いろいろなボディでバブルボケ撮影)
2019年6月追記。前回以降に撮影したもので、ボディもよくなったりしまして笑
こちらは前回と同様のPENTAX K-7です。2018年の春に千鳥ヶ淵の桜を撮影に行きました。
これだけぼかすとバブルボケは大きいですね。なんとなく千鳥ヶ淵って分かりますね笑
もうバブルボケだけを狙ってます笑。友人がNikon D750で撮影しています。フルサイズですね!
場所は渋谷です。おそらく、ヒカリエに行く通路からかな。
最後はまた部屋にて。ここがいちばんバブルボケ出しやすいんです笑
ボディはSONY α7IIです。PENTAX党でしたが、やっぱりオールドレンズの定番機のSONYミラーレスフルサイズ買ってしまいました~。
Domiplan 50mm F2.8 – おわりに
というわけで、玉ボケ・バブルボケレンズシリーズ第3回はDomiplan 50mm F2.8を紹介しました。
寄れないもどかしさはありますが、Trioplanに比べたら安いですし、撮影に持っていきたくなる楽しいオールドレンズですね。流通も多いので、比較的手に入れやすい点でもおすすめバブルボケレンズです!
次回、バブルボケを追う旅もついに最終回。Trioplanは買えないけれど・・・。
つづく。
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