私がオールドレンズ沼に陥る中で、レンズの情報を知るのに役立った書籍3冊を紹介したいと思います。
ネットの情報だけでも事足りなくはないのですが、「いわゆるオールドレンズ」が何かを知るのがなかなか難しいところがあります。数本かじっただけの人もいれば、ちょっと一般的では無さそうなコアなところまで追求している方までいて、幅広くて・・・笑
私が買って良かったと思うこちらの書籍は、どちらかというと、オールドレンズに興味を持った初心者向けだと思います。そんなオールドレンズ沼の入り口としておすすめです。
オールドレンズの新しい教科書
こちらはオールドレンズを網羅的・体系的にまとめられていて、全体像を知るのに役立ちます。沼に陥って、たくさんのオールドレンズを試してみたい人は一冊持っていると便利です。高価なライカレンズは眺めるしかできませんでしたが、改造レンズのLOMO LC-Aレンズはこの本の影響で試しました。なぜか作例が秋冬に撮ったものが多いみたいで、かなり地味です笑
山本まりこのオールドレンズ撮り方ブック
点数は少ないですが、特徴的なオールドレンズがどのシチュエーションに合っているか考えて書かれていて、使う側の参考になります。「旅+オールドレンズ」という作例も見ていて楽しいです。
デジタルフィルターなどもガンガン使ってOKという方針なので、惹かれたElmar 3.5/35の作例がレンズの味なのかどうなのか分からないところはありました笑。本来はオールドレンズの使い方に縛りなんてないんですよね。女性らしい清々しさを感じます。
オールドレンズの奇跡
表紙からは硬いオールドレンズ情報がつまっているようですが、内容はむしろ主観的です。筆者が試した順に掲載されているのか、レンズ紹介の順番もまったくばらばらのように思います。
ただ、読み物として面白いです。不良品のズミクロンを掴まされた話は笑いました。そのレンズのまま作例を撮っています笑。作例はアジアからヨーロッパまであり、クオリティも高いので勉強になります。なにより、この本のおかげでオールドレンズブログを書いてみようと思いました。
おわりに
どれも特徴があって面白い本です。オールドレンズと言っても、人によって関わり方が違うと分かります。また、ブログを書く上でも参考にさせてもらいました。気になったものがありましたら、ぜひ手に取ってみてください!