2018年6月に購入。
ヤシカ/CONTAXマウント。私のオールドレンズ沼もこれがひとまず最後のマウントです。
もちろん、このYashica ML 50mm F1.9レンズを使いたくてヤシコンに突入したわけではなく、やはりCarl Zeissレンズを使いたくなって。その前になにかワンクッション入れなくてはとなぜか思い、購入したのがこのレンズ。
ヤシカ/CONTAXマウントと言われるとおり、カメラボディもヤシカとCONTAXと両方出ていたんですね。CONTAXレンズをフィルムで使いたい場合、CONTAXのボディは相変わらず人気で高値なので、ボディをヤシカのものにするのも一つの手かもしれませんね。
Yashica ML 50mm F1.9の製造は富岡光学かと思いますが、後期のものはコシナ製もあるようなので、もしかしたらコシナかもしれません。
Yashica ML 50mm F1.9を使うのに必要なマウントアダプター(ヤシカ/CONTAXマウント)
Yashica ML 50mm F1.9(ヤシカ/CONTAXマウント)をデジタル機で使うには、それに対応したマウントアダプターが必要です。
ミラーレスカメラで使う
例えば、SONYのミラーレスカメラで使うには、CY-NEX(CO/Y-NEX)というアダプターを使います。SONYに限らずミラーレスカメラであればほぼすべてのカメラに対応したアダプターがあります。
デジタル一眼レフカメラで使う
デジタル一眼レフカメラの場合、Canon EOS EFマウントならCY-EOS(CO/Y-EOS)対応したものがあります。補正レンズ付きでほかのデジタル一眼レフカメラに対応したものが出ています。
作例 | SONY NEX-5R + Yashica ML 50mm F1.9
2018年7月の法事帰りに、このレンズを使ってみました。
連日30度を超える暑さの日でした。
実家の家庭菜園のナスの花。意外にも、なかなかのグルグル。オールドレンズを始めたばかりのころは、グルグルと言えばHelios44しかないと思ってましたが、なかなかたくさんあるんですよね。これはちょうどHelios44と同じくらいでしょうか。
最短撮影距離は50cm。きれいにボケます。
前回のYashinonは、色合いがかなり鮮やかに出ましたが、こちらは同じYashicaレンズでも、だいぶ落ち着いた印象です。
風景のボケ方も悪くないと思います。
東名バスで江田で降りて、ここからあざみ野駅まで歩いて電車で帰るところです。あざみ野は、アップダウンがあって面白い街ですね。映画のロケ地とかになりそう。
あちこちに階段のある街ですね。
階段を上って、丘を越えると駅です。いや~、暑い日でした。
Yashica ML 50mm F1.9 – おわりに
Yashica ML 50mm F1.9は、グルグルボケの特徴もありちょっとHelios44の対抗馬という印象でした。発色は地味目ですが、寄ったときのボケはいいですね。
ただ、言ってしまうと、Yashinonほどの魅力は感じなくて、グルグルボケならHeliosの方が面白い絵になるかなと・・・笑
あまり選択肢に登らないオールドレンズかもしれませんが、CONTAX Carl Zeissを買うまでのつなぎなんかにいいかもしれません笑。もう少し魅力を引き出したいところです。
というわけで、次回はオールドレンズ沼最終回です!!
次回は、ここまで回りまわってやっぱり惹きつけられてしまったCarl Zeissの標準レンズ、Planar!結局最後は王道でした!
つづく。
富岡光学製オールドレンズまとめ