2017年7月に購入した、Industar 50-2 50mm F3.5を紹介します。
以前に紹介した星ボケレンズもIndusarでした(Industar-61)。Industarというなのいろんな番号のロシアレンズがあるんですね。
このIndustar 50-2 50mm F3.5は、パンケーキレンズなのによく写ります!きりッとしたピントの合い方!
実は、「テッサー型」というのが理由のようでした。
動画でも解説しています。
動画でも解説しています。前身となるIndustar50からの変遷などにも触れていますので、ぜひ合わせてご覧ください。Youtubeチャンネル登録もお願いします。
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Industar 50-2の「テッサー型」とは?
「テッサー型」とは、Carl Zeissが発明したTessarというレンズ構成のこと。このレンズ構成の写りは、「鷹の目テッサー」なんて異名があるほどよく写るそうです。
レンズ構成にも発展の歴史があって、やっぱり、Carl Zeissなのかと・・・。
ところで、星ボケの方のInudustar61も同じくテッサー型で、だから星ボケだけじゃなくて写りにも定評がありました。
Industar 50-2に必要なマウントアダプター(M42マウント)
Industar 50-2をPENTAXのデジタル一眼レフで使うには、M42-PKのマウントアダプターが必要です。M42マウントとPENTAX Kマウントはフランジバックが同じなので、薄いアダプターになります。
写真のようになり、小さいのでへんな感じですね笑
オールドレンズユーザーに多く選ばれているSONYのミラーレス機で使う場合は、M42-NEXのマウントアダプターを使います。こちらは厚みのあるものになります。
オールドレンズ定番機SONY α7シリーズ
初代Industar 50はM39マウント
追記ですが、Industar 50-2以前に、Industar 50というレンズが出ていました。
こちらはM42マウントではなくて、レンジファインダーカメラ用のM39マウントになります。
そのため、ミラーレス機なら使えますがデジタル一眼レフでは使えないので、買うときにはご注意を。
作例 | Industar 50-2 50mm F3.5 (ボディPENTAX K-7)
このレンズ、写りも、見た目も好きで、一時期よく使っていた。虹色のフレアが出ることも知られていてそれもちょっと試してみたり。
ピントの合い方がいいレンズ。
控えめなボケも悪くない。色のりもいい感じ。
風景もきれいに写る。
2017年7月の法事のあとの写真。つい最近のことだと思ったら・・・。
虹のフレア | Industar 50-2 50mm F3.5 (ボディPENTAX K-7)
逆光からややはずすと出る。
こういうのはInstagramに天才的な人がいるので、見て勉強したいところです。
Industar 50-2 50mm F3.5 おわりに
今回はTessarコピーのロシアレンズ、Industar 50-2を紹介しました。
こんなに小さいのほんとにキレキレの写り!Tessarというのはおそらくすごい発明だったんだと思いますね。
お値段はかなり安いので、レンズの状態が良かったら買って損はないレンズです。ちょっとくらい状態が悪くても味になりますが笑
よく写る可愛いパンケーキレンズ、一家にひとつ持ってみてはどうでしょうか?
つづく。