富岡光学製、ヤシカレンズ
2017年12月購入。
こんな前に買ってたとは自分でも思ってなかった。試したいレンズがたくさんで、このYashinonも買ってずっとストックしていた。ヤシカのレンズは富岡光学製で知られているけど、レンズ沼の入り口となったRikenonの衝撃から約1年経ち、いろんなメーカーのレンズを使ってきてそれぞれの良さを知り、もう富岡光学というものに私はそこまで惹かれなくなっていた。
オールドレンズ沼も、PO3-3Mでもはや底までたどり着いた気持ちでいたから、あとは使っていなかったのを試すくらいのつもりだったのだけど、まさかの富岡光学熱、再燃です!汗
大人になって、子供の頃の「ドラゴンクエストを買ってもらったときの気持ち」をふたたび味わえるなんて思っていませんでした・・・。しかもこれだけレンズを試したと思っていたのに!レンズの魔力恐ろしいです。
試し撮り。Yashinonのボケとフレア
2018年6月初旬
夕方に撮影に行きたいと思い、まずは日差しで点光源のボケ方と、フレアを出してみました。
ペタッとした玉ボケが重なり合ってきらきらする感じは、Leitz Colorplan 2.5/90(エルマリート)に似てます。Super Takumar 1.8/55とか、PENTAX-M 1.7/50みたいな感じかなと思ったけど、違って。予想を裏切られました。やはりレンズは使わないとですね。
はっきりとした虹ではないけどフレア(ゴースト?)も出ます。内側の円状の光は、シルバーなフィルター枠部分が反射してしまってるのかな?
豪徳寺にて。 PENTAX K-7 + Auto Yashinon 5.5cm F1.8
そのまま豪徳寺に出かけました。近いわりには降りたことがない駅で、お寺がまねきねこを供養してるというので有名らしくて、一度行ってみたいと思っていて。ただ、残念ながらもう6時過ぎでお寺には入れませんでした・・・。作例は全部開放で撮っていると思います。
このレンズ綺麗に写ります。時間帯の良さもあるんですが、なんかドラマチック。
駅から出るとまねきねこがお出迎え。まねきねこ推しの町だったんですね笑
発色がすごくいいんです。家に戻って大きなディスプレイで見てみてびっくりでした。空梅雨でも季節になればアジサイは咲くのね・・・。
寄れます。最短撮影距離は50cmだったかな。もっと寄れる印象でした。
赤色の綺麗な出方と、独特なきらきらしたボケの感じ。
暗くなってきてISO800で撮影。PENTAX K-7は感度はこれくらいまでかなと思ってます。最近のデジタル一眼の感度はすごいけど・・・。物欲が。
世田谷線が走ってるから、いたるところに踏み切りがあります。東京ではあまり踏み切りを見なくなったけど、豪徳寺はフミキリストには堪らない町ですね笑
ラストは駅の近くの銭湯。そこに父娘が入っていって思わずシャッターを切ってしまいました。豪徳寺のノスタルジーさたまりません!これが平成最後の年の光景なんて。
ストックしたままのYashinonでしたが、こんなによく写るなんてまったく期待してませんでした。富岡光学製という魅力は写り以上かもしれません。
ああ、そして、ヤシカ・・・。実は、このレンズでオールドレンズ沼は終わるつもりだったんですが、やはり試さずにはいられませんでした・・・。
次回は、ここに来て新たなマウント!ヤシカ/CONTAXです!
つづく。
富岡光学製オールドレンズまとめ