ライカのプロジェクターレンズ
2017年9月購入。
ライカのレンズは高くて手はでないし、そもそも高級路線は範囲外だったから使うつもりもなかったのだけど、とあるオールドレンズの本にエルマーの作例が出ていてこれがすごく惹かれる写りだった。
そういうときに、このプロジェクターレンズがライカのエルマリート(エルマーじゃなくて)とほぼ同じレンズ構成だということを知って、購入を決めた。Leitzがライカだということもそのとき知ったのだけど・・・(たまちゃんのお父さんのカメラという頃からはちょっと知識も付いてきました)。
ebayで探して、ヘリコイド付きが6000円くらいであった。届いたのは、キラキラで重いレンズだった!高そう…。でも、どうやってカメラに取り付けたものか…。
マウントをどうするか・・・
ヘリコイドを含めるとなかなかの直径がある。M42-NEXアダプター(ソニーEマウント)の内側の金属を外して、それだとぶかぶかなので輪ゴムを噛ませて設置。残念ながら見栄えは悪い…。輪ゴムってなんでこの色ばかりなんだろう・・・。
このプロジェクターレンズはフランジバックが結構あるから、今回はミラーレス用にしたけど、一眼レフ用でも行けそう。
桜満開の東京 NEX-5R + Colorplan 2.5/90
2018年3月24日、桜満開発表のあった東京。
プロジェクターレンズとは思えないくらい、よく写る!少し収差のぐるぐるはあるけど、気にならない程度。
寄りはすごくきれい。ボケがやわらかい。
遠景も綺麗に写ってる。でもガードレールがある5~6m先くらいにピントを合わせたくらいがいい感じかな・・・。F2.5だからどうしてもぼわっとしてしまうので。
逆光にもなかなか強い。コーティングされてるよね、きっと。
木漏れ日で玉ボケ。Pentacon AVの輪郭のはっきりした感じはなくて、全部ぺたーっとした感じ。でもキラキラとして綺麗。
こういう点光源のボケ方は今までのどのレンズとも違う感じがして、いいです。これがライカなのかな~っと思いながら撮りました。
というわけで、初ライカレンズはプロジェクターレンズとは思えないくらいによく写りました。とくに優しい玉ボケは必見じゃないでしょうか?
次回もプロジェクターレンズが続きます。偶然手にしたプロジェクターレンズが異次元の写りでした!
つづく。