2017年7月に購入した、AUTO RIKENON 55mm F1.4を紹介します。このレンズ、富岡光学製というので惹かれて買ってしまいました。
Revuenonで富岡光学製のF1.2のレンズがあると知り、ずっと気になってる日々。
そんなとき、このレンズをヤフオクで発見!たしか、朝の通勤中の電車の中で買っていました・・・笑。オールドレンズ沼のときはそれはけっこうあるあるでした。
動画でも解説しています。
AUTO RIKENONについて動画でも解説しています。Super-Takumarとのサイズ比較や、ブログとは違う作例もありますのでぜひ合わせてご覧ください。Youtubeチャンネル登録もよろしくお願いします。
Contents
AUTO RIKENON 55mm F1.4は憧れの富岡光学製?
「和製ズミクロン」と言われたRIKENON 50mm F2はKマウントだから、M42マウントのRIKENONは初めて。
リコーシングレックスシリーズ
RicohはリコーXRシリーズ(Kマウント・1977年~)以前に、リコーシングレックスシリーズというカメラを出していた。
1962年発売の最初のリコーシングレックスはニコンFマウントを採用していたが、1964年のリコーシングレックスTLSからはM42マウントになったらしい。
このレンズは黄変があって、もしかしたらトリウムレンズかもしれない。Takumarに限らず当時は使われていたらしい。
あと、この個体は外観こそ使用感がすごいが、レンズはピカピカ。オーバーホールしてあるんだと思う。ものすごく綺麗に。
富岡光学製レンズ?
富岡光学製かは、こちらのブログ(出品者のひとりごと)を参考にさせていただきました。
どうやらこれは富岡光学製ぽいです。
後玉の飛び出てる感じが、F1.2のTOMIOKA×REVUENONに似てる。
こちらのブログによれば、「M42マウントの55mm F1.4」というレンズを多く富岡光学が供給していて、いろんなメーカーの同じと思われるレンズが出回っているようです。
そうはいっても、「TOMIOKA」の銘板のあるものには憧れてしまいますが。
AUTO RIKENON 55mm F1.4に必要なマウントアダプター
AUTO RIKENON 55mm F1.4をPENTAXのデジタル一眼レフで使うには、M42-PKのマウントアダプターが必要です。M42マウントとPENTAX Kマウントはフランジバックが同じなので、薄いアダプターになります。
オールドレンズユーザーに多く選ばれているSONYのミラーレス機で使う場合は、M42-NEXのマウントアダプターを使います。こちらは厚みのあるものになります。
オールドレンズ定番機SONY α7シリーズ
作例 | AUTO RIKENON 55mm F1.4(ボディPENTAX K-7)小江戸川越にて
2017年8月初旬、川越に持って出かけた。とても夏の暑い日だった。
50mm・55mmくらいのレンズをAPS-C機で使うと75~80mmくらい。このサイズの明るいレンズをポートレートで使ったときの写りが一番好きかもしれない。TakumarとかPENTAX-Mとか。
ボケは柔らかい玉ボケ。はっきりした点光源があるともっとくっきりするのかな?
川越城です。無料で入れました。
ピントの合い方は綺麗だけど柔らかい。RIKENON 2/50のキリッと綺麗すぎる写りとはまったく違う。
川越城の中がちょっと涼しくて、外国人観光客の休憩所みたいになってた笑。それくらい暑かった。
この写真を見るとなぜか「ゾンビ」のことを思い出すなと思ったら、ゾンビ映画の生みの親であるジョージ・A・ロメロ監督が亡くなったころで、友人と話していたんだった。
彼がゾンビもの好きだったなんて知らなかった。私はほとんど見てないからこの監督のこともそのころ初めて知った。余談ですが。
AUTO RIKENON 55mm F1.4 – おわりに
というわけで、AUTO RIKENON 55mm F1.4を紹介しました。
大口径のレンズのわりに意外にもあっさりなボケという写り。ただ、写り自体はすごくいいです!
だからこそ、世界から依頼された富岡光学ですからね!富岡光学という熱にうなされたら買ってください笑。F1.2は高級すぎますし、TOMIOKAのものもなかなか人気なので、このAUTO RIKENON 55mm F1.4は値段もそこそこでねらい目ですよ~。
つづく。
富岡光学製オールドレンズまとめ
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