伝説の富岡光学製オールドレンズまとめ。

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オールドレンズに惹かれる理由のひとつに、その歴史があります。今はないメーカー・ブランドだからより伝説になってしまいます。

富岡光学」もそんな魅力のひとつだと思います。私がオールドレンズ沼にはまってしまった原因でもありました。伝説になったのはカメラの肝であるレンズ、その光学技術の高さです。

今回は、ブログで紹介したオールドレンズの中の富岡光学製のものを一覧にまとめました。「富岡光学製」かどうかの判断は主にこちらのブログ(出品者のひとりごと・・)を参考にさせていただきました。

 

XR Rikenon 50mm F2(ペンタックスKマウント)

XR Rikenon 50mm F2はKマウントオールドレンズの中でもとくに有名かと思います。「和製ズミクロン」や「貧者のズミクロン」とも言われ、写りにも定評があります(ライカ・ズミクロンはこちら)。「貧者の」というだけあって本当にお手頃で、私が最初に買ったオールドレンズでもあったので思い入れもあります。

  • XR Rikenon
  • XR Rikenon L
  • XR Rikenon S
  • Rikenon P

というバージョンの違いがあり、前者のふたつが富岡光学製と言われています。とくに、初期のXR Rikenonは最短撮影距離が45㎝ですが、その他は60㎝になっています。

私が最初に手に入れたものはXR Rikenon Sでしたが、のちに初期のXR Rikenonに買いなおしました。ただ、写りに関して言えば、XR Rikenon Sでも遜色はないように感じました。

作例はXR Rikenon Sのものですが、ペンタックスのキットズームレンズやiPhoneのレンズとは違いすぎて驚いた記憶があります。

≫ XR Rikenon 50mm F2レビュー記事はこちら

Auto Rikenon 55mm F1.4(M42マウント)

Auto Rikenon 55mm F1.4は富岡光学製オールドレンズが欲しくて購入してしまったレンズです。このM42マウントのRikenonは富岡光学がいろんなメーカー・ブランドへOEMしていたそうで、M42マウントで55mm F1.4であれば富岡光学製の可能性がありそうです。

プラスチック化されたKマウントRikenonとは異なり、鏡胴は金属で大きさもあるのでなかなかの存在感です。

F1.4ということでボケがやわらかいですが、PENTAX-M 50mm F1.4, F1.7に比べるとおとなしめかもしれません。大口径のわりにピントが合わせやすいなという印象でした。

≫ Auto Rikenon 55mm F1.4のレビュー記事はこちら

Auto Revuenon 55mm F1.2 TOMIOKA(M42マウント)

TOMIOKAを冠したAuto Revuenon 55mm F1.2は憧れてしまったレンズです。ちなみにもっていません・・・。

上のAuto Rikenon 55mm F1.4を購入したのは、確かこちらが欲しくなってしまい、落としどころとして買ったような気がします。「F1.2」って、一度は憧れてしまいませんか?

Revuenonの存在を知ったのは、Auto Revuenon 28mm F2.8を偶然買ったことでした。
なんでも、旧西ドイツの通販会社とのこと。カメラメーカーではないから、ぜんぶOEMで銘板をRevuenonにしてしまったようです。そのため、どこが作ったレンズか分からないものが多数らしいとのこと。

しかし、一方で「JAPAN」を冠したものや、上のように「TOMIOKA」を冠したものもあるんですよね。おそらくは日本製や富岡光学製にブランド力があったということではないでしょうか。Auto Revuenon 55mm F1.2に関してはこちら(M42 Mount Spiral)が詳しいです。Auto Revuenon 28mm F2.8の記事にもそのあたりのことを書いています。

≫ Auto Revuenon 55mm F1.2 TOMIOKAを探す
≫ セカイモンで探す(日本語)

Auto Yashinon 5.5cm F1.8(M42マウント)

富岡光学は1968年にヤシカの傘下に入りました。そのため、Yashicaレンズも富岡光学製として知られています(KマウントRikenonもヤシカ時代のOEMです)。

Auto Yashinon 5.5cm F1.8は富岡光学製ということで買ったものの、長くストックしていたオールドレンズでした。絞りのリングがちょっと使いにくかったりもしていて。富岡光学製はレンズには定評があるものの、その他の構造などはいまいちという意見もあります・・・

ところが、使ってみてびっくりの写り・・・

撮影した時間帯もあったとは思うのですが、色の出方も、ボケ方も、逆光の写りも今までのどのレンズとも違うなと感じました。もっと早く使っていればよかったと思ったレンズでした。

≫ Auto Yashinon 5.5cm F1.8のレビュー記事はこちら

Yashica ML 50mm F1.9(ヤシカ/コンタックスマウント)

Yashica ML 50mm F1.9はオールドレンズ沼終盤になって購入したオールドレンズです。というのも、上のAuto Yashinon 5.5cm F1.8の写りが良すぎて、沸々と富岡光学熱が再燃してしまいました。

ヤシカは1972年にカールツァイスとライセンス契約をして、コンタックスブランドでカメラ・レンズが販売されました。オールドレンズ沼は安いから始めたようなものだったので、高級路線のヤシカ/コンタックスマウントには手を出さないつもりでしたが、ダメでしたね・・・。

とは言いつつ、こちらは同じヤシカ/コンタックスマウントながら、影になってしまってるCONTAXブランドではなくYashicaのレンズです。流通は少なめのようですが、同じ製造元なのにブランド名がないということで安く手に入りました。

収差があって、点光源があるとグルグルという写りでHelios 44を彷彿とします。ボケはかなりトロトロの写りです。Rikenonよりも柔らかい印象です。

≫ Yashica ML 50mm F1.9のレビュー記事はこちら

CONTAX Carl Zeiss Planar 50mm F1.4(ヤシカ/コンタックスマウント)

もはや泣く子も黙る、CONTAX Carl Zeiss Planar 50mm F1.4ですね。

Rikenonからオールドレンズ沼にはまったときは、まさかそれがCONTAX Planarにまで続いてるなんて思いもしませんでした。というか、まったく知識もなかったのですが。

CONTAX Carl Zeiss Planar 50mm F1.4は日本製とドイツ製があり、AEJ,MMJというバージョンが日本製・富岡光学製ということになります。詳しい違いはレビュー記事をご覧ください。

写りに関しては、ちがうから、ぜひ、使ってみてください!としか笑

≫ CONTAX Carl Zeiss Planar 50mm F1.4(AEJ)のレビュー記事はこちら

 

おわりに – そして京セラへ

1983年、ヤシカは京セラに救済合併。富岡光学も京セラの傘下となりました。

京セラになってからも、高級フィルムカメラブームの筆頭となったCONTAX T2や、カールツァイスレンズのKyocera Slim Tなどの人気フィルムカメラが出ましたね。いまだに人気です。

富岡光学製のオールドレンズで一覧にまとめるだけのつもりでしたが、物語がありますね。オールドレンズには写りだけではないロマンがあるから、惹かれてしまうんですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。